移民問題や差別、学生と議論　アフリカ出身の京都精華大・サコ前学長、東京外国語大でトークイベント

移民問題や差別、学生と議論　アフリカ出身の京都精華大・サコ前学長、東京外国語大でトークイベント：東京新聞

移民問題や差別、学生と議論　アフリカ出身の京都精華大・サコ前学長、東京外国語大でトークイベント：東京新聞 TOKYO Web

アフリカ出身者として日本で初めて大学の学長を務めた京都精華大（京都市）のウスビ・サコ前学長のトークイベントが、東京外国語大（東京都府中...

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アフリカ出身者として日本で初めて大学の学長を務めた京都精華大（京都市）のウスビ・サコ前学長のトークイベントが、東京外国語大（東京都府中市）で開かれた。移民問題や外国人から見た日本など幅広いテーマについて学生と議論した。

アフリカ・マリ出身のサコさんは現在、京都精華大人間環境デザインプログラムの教授を務めている。アフリカ地域専攻の学生ら７人と登壇し、一般参加者を含めた約５０人を前に語り合った。日本の難民の認定率が他国に比べて低いこと、日本社会にある構造的な外国人に対する差別意識、アフリカを学ぶ意義などがテーマとなった。

「後輩たちがやりたいことを見つけるために手助けできることは」との質問に、サコさんは「自分の好きなことを研究対象にするようなアドバイス」と答え、「いろんな発見もあり、自分を見つめ直すこともできる」と助言した。

（略）

（岡本美紀）

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