九州南部は少しの雨でも土砂災害の危険大
土の中の水分量(22日(土)午後0時10分)
きょう22日(土)午前、梅雨前線や前線に向かう湿った空気の影響で九州から関東付近にかけて雲が広がり、気象庁は中国と北陸で梅雨入りしたとみられると発表した。特に前線に近い九州・中国・四国では雨が降り、宮崎県都城市では1時間に58.0ミリの非常に激しい雨を観測するなど雨足が強まっている。
大雨時の注意点
宮崎県や鹿児島県ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害が発生する危険がある。また、増水している河川があるため、土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒が必要。少しでも安全な所で過ごすようにしたい。
あす23日(日)にかけて雨の範囲広がる
雨雲の予想(上:22日(土)午後6時 /下:23日(日)午前6時)
きょう22日(土)午後は、雨雲さらには東へ広がる見通し。夕方以降は近畿・東海・北陸でも雨が降り、夜は関東でも雨具の出番になりそうだ。九州から近畿にかけては傘をさしていても濡れてしまうような激しい雨が降り、雷を伴う所もある見通し。
上:予想天気図/下:暖かく湿った空気の予想(23日(日)午後9時)
さらにあす23日(日)には梅雨前線だけではなく、低気圧も西日本から東北南部の日本海側を中心に近づきそう。低気圧や前線に向かって、梅雨末期並みの非常に湿った空気が流れ込み、局地的には傘が役に立たないような非常に激しい雷雨になりそうだ。大雨は週明け24日(月)にかけても続くおそれがある。
あす23日(日)は広範囲で警報級大雨おそれ
警報級の大雨の可能性
特にあす23日(日)は九州から東北南部にかけてと広範囲で警報級の大雨になる可能性があり、九州・中国・北陸では可能性が高くなっている。九州ではすでに大雨になっている上に、週明け24日(月)にかけてさらに多い所では500ミリ以上の雨が降るおそれがある。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫などに警戒が必要だ。
なお、土砂災害には前兆現象があるとされ、普段とは異なる崖や斜面から水が湧き出していたり、木々が傾いている、腐った土の臭いがするなどは土砂災害の前触れとなるため、少しでもいつもと違うと感じたら安全な場所へ避難したい。
交通機関が乱れるおそれもあるため、最新の交通情報にも気を付けた方がいいだろう。
(気象予報士・鈴木悠)
引用元: ・【天気】6月23日(日)は九州から中国、北陸にかけて広い範囲で警報級の大雨の可能性 [シャチ★]
雨くらいで水に浸かるような場所に住んでる貧乏人は、リスク管理を考えてないんだから自業自得だろうが
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