県警は4月8日、元巡査長=懲戒免職=が内部書類を漏洩(ろうえい)したとされる別の事件で、福岡市のウェブメディア「ハンター」の関係先を捜索した。その際に前生安部長が小笠原さんに送った文書を押収したとみられる。
突然の捜索、守れなかった取材源
小笠原さんは捜索の5日前、数年前から寄稿してきたハンター側に文書をメールで転送していた。県警はその後の捜査で、前生安部長の本田尚志容疑者(60)が小笠原さんに文書を送ったと特定し、逮捕に踏みきった。
誰が記者に情報をもたらしたのかを明らかにしない「取材源の秘匿」は、記者の最高倫理とされる。最高裁は2006年、取材源の秘匿について「取材の自由の確保のために必要なものとして重要な社会的価値がある」とする初判断を示している。
小笠原さんは、札幌市に拠点を置く月刊誌「北方ジャーナル」で警察の不祥事などを連載し、これまでも警察内部から告発文書を受けとってきた。県警の捜索によって、結果として取材源を守れなかったことに話が及ぶと、苦渋の表情を浮かべてこう語った。
「我々にとっては(自分が)…(以下有料版で,残り1108文字)
朝日新聞 2024年6月21日 18時00分
https://www.asahi.com/articles/ASS6P1234S6PTIPE02FM.html?iref=comtop_7_06
引用元: ・茶封筒の中に「闇をあばいて」 (鹿児島)県警の内部文書受けたライターの悔恨 [蚤の市★]
この国は終わったな
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