理研の佐久間知佐子上級研究員と慈恵医大の嘉糠洋陸教授らが、ヤブカの仲間のネッタイシマカを使い、マウスからの直接吸血と、赤血球に含まれるアデノシン三リン酸(ATP)のみを取り出した溶液を吸わせた場合を比較したところ、マウスからの吸血の方が摂取量が少なかった。
次に、血液から赤血球などを除去した血清成分をATP溶液に加えると、ATP溶液のみのときより満腹になる蚊が少なく、血清中に吸血を止める物質があることが分かった。
血清の成分を細かく分けて調べたところ、けがなどで血液が凝固する際に最初に生じる分子「フィブリノペプチドA」(FPA)が吸血停止に関連していた。
FPAは、蚊が血管に針を刺したことをきっかけに血中で産生。吸血を続けると蚊の体内でも濃度が次第に高まり、これを検知して吸血を止めることが分かった。
佐久間さんは「FPAを取り込ませることができれば、人為的に吸血を阻害できるのではないか」と話している。
時事通信 社会部2024年06月21日00時15分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024062100011&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
引用元: ・蚊の吸血止める分子発見 危険避け「腹八分目」で―理研など [蚤の市★]
喉越しが悪くなったり腹にもたれてくるから止める感じかな
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