・日韓議員連盟の幹事長を務める武田良太衆議院議も、韓国メディアのインタビューで前向きな反応を見せている。
・もっとも、今でこそ韓国人は「ノージャパン」を忘れているが、数年前は反日の嵐が吹き荒れていた。
韓国側の都合に振り回されるべきではないと思うがどうか。
(立花 志音:在韓ライター)
ー前略ー
4月の終わりに、韓国のニュースで変な話をしているのをちらっと見かけた。「韓国の外交部(日本の外務省に当たる)当局が
韓国と日本の出入国手続きを簡素化する必要があると明らかにした」という話だ。
「ヨーロッパでは各国がパスポートなしで自由に行き来ができますよね。
だから日本と韓国も、国内旅行のように両国間を行き来しましょうという話ですね」と、しれっとアナウンサーが話し始めたのだ。
・韓国人は自由に日本に行くけど日本人は韓国に来てはダメってこと?
来年2025年は日韓国交正常化60周年なのだそうだ。
そうか、言われてみればそうである。あの1965年の日韓基本条約から60年の月日が流れたのである。
これを機会に、お互いの空港で1~2時間も時間を無駄にしているのはおかしいから是正すべき、という意見も出ているのだそうだ。
韓国のニュースは、一方的な願望や個人的な感想を事実かと思わせる話し方をすることが多々ある。
だからこの話を初めて聞いた時も、真に受けることはなかった。こんなことにいちいち反応していては、この国では生きていけない。
ところが、このニュースに反応したのは、革新系野党「共に民主党」のジン・ソンジュン国会議員であった。
彼は記者会見でこのように話している。
「ソウルから済州島に行くように、我が国民が住民登録証だけを持って(日本を)訪問することができるのは良いことだと思います。
しかし、同時に日本人も自分たちの身分証だけを持って、我が国を“どこでも勝手に”往来するということじゃないですか?」
「(中略)これ(EUの自由往来制度)は戦後、ドイツの過去の歴史に対して徹底した反省と謝罪、そして実効的な措置などが
前提となったので可能だったのです。しかし、韓国と日本の間には教科書問題が依然として解決されず、
またこの問題は一度も議論されたことがありません」
この後にも延々と持論を述べていたが、私たち日本人が聞く必要はない話だった。
ここまででも憤りを感じた読者の方は少なくないだろう。
自分たちが他人の国を自由に往来することに問題はないが、日本人が自分の国を行き来するのはあまり気分のいい話ではないという、
彼らの本音である。そして、日韓基本条約から60年経って、今もなお謝れという話だ。
謝れば、日本にパスポートなしで行ってやってもいいぞという、トンデモ理論である。
ー中略ー
・パスポート往来を本気で議論しそうな日韓議員連盟
ー中略ー
このように韓国内ではありえない話がされていたのだが、5月の終わりになって、そのありえない話が日本海を越えて、
日本に行った事実を筆者は目撃してしまったのである。
韓国のチャンネルAという中堅放送局から「パスポートなしで往来、日本でも論議が進行」というニュースが流れて来たのである。
そこには日韓議員連盟幹事長の武田良太衆議院議員のインタビューが映されていた。
「いろいろな改革案というか、今までになかったシステムを導入していくという試みは必要だという風に考えておりますし、
我が国でも今から議論を進めていきたいと(考えております)」
日韓議員連盟の間で、このとんでもない話題を実際に上げる気満々だとでも示唆するようないい方ではないか。
ー後略ー
全文はソースから
JBpress 2024.6.21(金)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81661
引用元: ・【対等な関係は存在せず】 韓国で浮上した日韓のパスポートなし往来に呼応する日韓議員連盟、本当にそれでいいの? [6/21] [仮面ウニダー★]
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