東芝と双日、ブラジルで次世代電池のEVバス走行 10分で急速充電
2024/6/20 17:00 日刊工業新聞
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00715538
公式
東芝、双日、CBMMが超急速充電に対応するニオブチタン酸化物を用いた
次世代リチウムイオン電池搭載の電気バス試作車を公開
https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2024/06/news-20240620-01.html
引用元: ・始まったな。東芝、EVバス向け次世代バッテリーを開発 [896590257]
東芝と双日は20日、約10分で超急速充電を可能とする次世代リチウムイオン電池(LiB)を搭載した電気自動車(EV)バスの試作車による実証走行をブラジルで始めたと発表した。負極にニオブチタン酸化物を用いており、こうしたLiBを用いるEVバスの走行は世界初だという。東芝では2025年春に次世代LiBの商品化とグローバル市場での展開を計画する。
EVバス向け次世代LiBはブラジルの大手ニオブ生産会社であるCBMMと共同で開発した。同社はニオブ市場において生産量と販売量で世界一だという。実証は同社が権益を持つブラジル・ミナスジェライス州の鉱山で行われている。EVバスは独フォルクスワーゲン傘下で、中南米でEVバスの開発・生産を手がけるフォルクスワーゲントラック&バスが開発した。
ニオブチタン酸化物はLiBの負極材として一般的な黒鉛より、体積当たりの容量密度が2倍とされている。
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