総合部門のノミネート作品は『【推しの子】』、『ダーウィン事変』、『ちいかわ
なんか小さくてかわいいやつ』、『ながたんと青と―いちかの料理帖―』、『望郷太郎』、『メダリスト』。選考委員は安藤なつみ・海野つなみ・小川悦司・久米田康治・はやみねかおる・三田紀房・幸村誠が務めた。
ネット上で話題となっているのは、『ちいかわ』に対しての審査員の評価。『さよなら絶望先生』『かくしごと』などで知られる漫画家・久米田康治は「問題の総合部門。誰だよ『ちいかわ』交ぜたの……」とコメント。
「どうやって『ちいかわ』と『ダーウィン事変』比べればいいのか教えて欲しい。人類はそんな「物差し」持ち合わせてないのです。良いとか悪いとかじゃなく「スパゲティ」と「自転車」比べるようなもんだと困惑する先生もいました」と『ちいかわ』とほかノミネート作品の内容が違いすぎるため評価に困惑したと打ち明けた。
「さらに、これは「漫画」という枠でいいのか、「哲学」なのではないか、など混乱する一幕もありました。なので、申し訳ないのですが『ちいかわ』は殿堂入りということで、他5作品で選考することになりました」と告白した。
「結果『メダリスト』が選ばれましたが、どの作品が獲ってもおかしくないハイレベルで次元の違う(色んな意味で)争いでした。個人的には『ダーウィン事変』が選ばれて欲しかったです。他の作品がドラマやアニメやグッズになって報われてる中、作中で兄弟が登場し、僕の中で「シーズン2」が始まってるのに、ネットフリックスでドラマ化はまだなのかと催促する意味も込めて」と持論。
「あと『望郷太郎』は、本当に読みやすいなと感心しました。昨今イラストのようなカロリー高い絵の漫画が多い中、同じ「濃い絵」なのにゴチャゴチャせず見やすく、状況もわかりやすい。「漫画は、漫画なんだよ」と漫画の本質を教えられた気がしました。漫画が上手いって、こういうのを言うんだろうなって」。
最後に「毎年のことなのですが、審査のため短時間で大量の漫画を読んだため、脳が疲れきってしまいました。ストレス解消する必要があると思います。『ちいかわ』でも読んで」と、最後は『ちいかわ』で癒されたいと伝えた。
『ヴィンランド・サガ』で知られる幸村誠も「『ちいかわ』については、私は好きですが、独特なスタイルのため他の総合部門作品との比較が難しく、そのような作品のために賞を新設してはどうかという意見もありました」とコメントしている。
引用元: ・『ちいかわ』は漫画?「講談社漫画賞」審査員が困惑で話題 独特なスタイルに「哲学では?」「比較が難しく」 [ネギうどん★]
総評すると「次元が違う」
でいいのかな?
表現の手法だけならちいかわを並べてもいいけど物語作品を評価したい場なら外すしかないわな
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