厚生労働省が行う事業のホームページに掲載されていた「カスタマーハラスメント」対策の資料が「高齢者などへの差別にあたる」と抗議を受け、削除されたことが分かりました。
「職場におけるハラスメント対策」と書かれた資料。
これは、厚生労働省が行うハラスメントに関する事業のホームページに掲載されたもので、「カスタマーハラスメント」への対策などがまとめられています。
資料には「威張りちらす行為」をする人の傾向として、こう書かれています。
「社会的地位の高い人、高かった人、定年退職したシニア層などに傾向が見られる」
資料をもとに「ハラスメント対策研修動画」も作られ、公開されていました。
資料もとにした動画の音声
「 社会的地位の高かった人、そして、定年退職したシニア層などに、残念ながらこういう傾向がみられるということがわかっています」
厚労省は取材に対し、「サービス業の労働組合が行ったアンケートを参考にした」としています。
そのアンケートによると、確かにカスハラをした人の推定年齢は60代と70代で半数を占めます。しかし…
厚労省に抗議した人
「厚生労働省は高齢者を差別しているのかなと、心苦しく、残念な気持ちになってしまった」
この男性は「『社会的地位の高かった人』や『シニア層』などと特定の人たちだけを名指しすることは誤解を招く」として、厚労省に抗議したといいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a264730e165fd5c3253872a0d5a56555390dfc1
引用元: ・厚労省作成のカスハラ対策に「高齢者への差別」とクレームが殺到 [323057825]
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