3年以上も続いている薬の供給不安。
せき止めや高血圧の薬など、手に入りづらい医薬品はおよそ3800品目。医療機関で処方される薬の2割以上に上っています。
どうして“薬不足”は解消されないのか。現場を取材すると、背景にある構造的な課題が見えてきました。
(クローズアップ現代取材班)
いまも医療現場で続く“薬不足”を嘆く声
まず、私たちが向かったのは東京 杉並区の小児科や内科の診療を行うクリニックです。
クリニックでは、主に子どもが感染し発熱やのどの痛みなどの症状が出る「溶連菌感染症」に繰り返し感染する患者が増えているのだといい、その背景には実は“薬不足“が関係していると医師は指摘します。
“田村剛 院長
「第一選択薬が不足していて使えないことが、感染を繰り返す子が増えている原因の1つだと思います。再感染したり、体の中に残っている菌がまた増えたりして、本来早く治るべき病気が早く治らなくなってしまっている」”
続いて、東京都内の薬局に向かいました。
取材を開始すると、感染症にかかった女性や、子どもを連れた母親などが医師から処方箋を出された抗菌薬を求めて訪れていましたが、この薬局では薬が無いと相次いで断られてしまいました。
さらに、せき止め薬を探し求めて隣の神奈川県からやってきたという男性もいました。
4軒目のこの薬局でも手に入れることができなかったといいます。
取材した日の午前中だけでも6組が薬を手に入れないまま薬局をあとにしていました。
メーカーから供給が滞り、薬局でも不足状態が続いているといいます。
●きっかけはメーカーの品質不正問題
医療用医薬品の供給不足の発端となったのは、2020年12月に発覚した、ジェネリック=後発医薬品のメーカーの品質不正問題です。
その後、ほかのメーカーでも決められた製造工程を守っていないなどの製造上の不正が次々と明るみになりました。
業務停止などの製薬メーカーに対する行政処分は、この3年余りで21件に上っています。
続きはNHK 2024/06/18 17:26
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240618/k10014483281000.html
※関連スレ
劇症型溶連菌の患者数が1千人超え – 過去最多を更新、背景にコロナ5類移行の感染対策緩和と厚労省 ★2 [おっさん友の会★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1718755961/
引用元: ・3年も続く薬不足…背景に後発医薬品メーカーの品質不正問題 [おっさん友の会★]
美しい先進国ですねぇ
色んなところで手に入らない
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