フラワーセンター、珍しい花をと麻薬の取れるケシを販売　購入者の指摘で発覚

【写真を見る】「ポピー」を買ったら違法な「ケシ」だった「日本で見かけないものを販売しよう」海外から種を譲り受け14株を
販売…小布施町のフラワーセンターが回収始める

違法なケシが売られていたのは、小布施町が設置し、花の苗などを生産・販売している「おぶせフラワーセンター」です。

5月10日から6月3日までの間に、「ポピー」の名前でプラスチックポットに入れられた状態で、あわせて14株が売られました。

6月12日に、このケシを手に入れた人から北信保健福祉事務所に問い合わせがあり、職員が確認したところ、
麻薬成分が抽出できる違法なけしであることが分かりました。

県によりますと、フラワーセンターの職員が「日本で見かけないものを販売しよう」と考え、
海外に住む関係者から現地で販売されていた種を譲り受けました。

センターではこの種から120株のケシを育て、14株を販売。

2株は根腐れして廃棄されましたが、センターには104株が残っていました。

ケシは、麻薬成分を含まず栽培しても違法にならないものもありますが、
麻薬成分を含むものは、あへん法で栽培や採取などが禁止されています。

フラワーセンターは販売したケシの回収を進めていて、心当たりがある人は町役場に連絡してほしいと呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1775473b0335fe423ff5dabb82c23c5440017580