6月12日に配信された「現代ビジネス」によると、2社は大谷が購入したロス市内の豪邸取材をめぐり大谷の逆鱗に触れ、ドジャースから貸与されている「取材パス」を凍結されてしまったという。さらに、大谷のマネジメントを行う会社からも
「大谷の過去素材を使用しないよう」
通達されたという。
「大谷の取材や映像が使えないのは死活問題。日本が誇るスーパースターですし、大谷を取り上げると数字も良い。まさにドル箱コンテンツで、これを封じられるのはシャレにならない」(テレビ局関係者)
大谷が怒ったのは、豪邸の住所が特定されかねない映像と、近隣住民への執拗な取材だった。
「米国ではセレブの自宅が強盗に入られるケースが相次いでいます。家に妻の真美子さんがいた場合のことを考えてみてください。
近隣住民への取材も良好なご近所付き合いをするにあたり弊害になる可能性がある。普段温厚な大谷も今回は見過ごすことができなかったようです」(スポーツ紙メジャー担当記者)
日テレとフジは現在、代理人を通じて大谷側と交渉中。関係者によると
「さすがに永久出禁ということはないでしょうが、今回ミソをつけたことで、大谷側が出した取材ルールを丸のみするしかない」(同・スポーツ紙記者)
という。
とりわけ、フジには“前科”がある。
3月21日の夕方のニュース『Live News イット!』(フジテレビ系)では、銀行詐欺などの罪で起訴された元通訳・水原一平被告の両親が住む家を直撃した様子を放送した。記者が
「すみません、一言だけ。水原一平氏の報道についてちょっとお伺いしたくて。一平さんが賭博に関与したというのを……」
とドア越しにぶつけると、水原被告の父親と思われる男性が
「知らないよ。俺は何も」
と返答。なおも食い下がる記者に最後は母親と思しき女性が
「帰って!」
と怒気をはらんだ声で追い返した。ワイドショー関係者によれば
「この模様が放送されると、ネット上では『さすがにやりすぎ』『迷惑YouTuberと変わらない』といった声が殺到しました。疑惑の人物の周辺を取材するのは王道なのですが、昨今のマスコミ批判の中では不快な映像とされてしまったようです」
と指摘する。
くしくも、大谷の豪邸取材を主導したのは『イット』の取材班とされる。同番組は’19年4月にスタート。今年4月改編のタイミングでメインキャスターにNHKを退局したばかりの青井実アナウンサーを起用した。
「4月に大幅リニューアルしましたが、視聴率の方は“絶対王者”である日本テレビ系の『news every.』に大きく水をあけられています。“このままではマズイ”と気合が空回りしたのかもしれません」(同・ワイドショー関係者)
フジはここ数年、報道に力を入れており、中でも米国での取材に定評がある。’21年には眞子さんと結婚予定だった小室圭さんを単独でつかまえることに成功。この時はフジの取材手法にさほど批判は上がらなかった。
「もはやこれまでの取材概念は通用しないのかもしれない。取材対象によって、どこまで取材していいか判断する時代。大谷さんの件も、まさか出禁を通達されるとは思ってもみなかっただろう」(同・ワイドショー関係者)
とはスポーツ紙芸能担当記者。1日も早く“出禁”が解かれればいいが……。
引用元: ・【ドジャース】「大谷翔平から出禁」食らったフジテレビ 水原一平の両親宅直撃の“前科アリ”透けて見える「焦り」 [Ailuropoda melanoleuca★]
テレビのネタになるなら何しても良いんだっていう、その思考
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