【音楽】『ミセス』新曲MVで炎上→動画非公開「バービーの映画と同じ」「かなりマズいので作り直しを」

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2024年6月13日 14時32分人気バンド「Ｍｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥ」の新曲「コロンブス」のＭＶについてネット上で違和感を指摘する声が続出。炎上状態となっている。

「コカ・コーラ」とコラボしたキャンペーンソングでデジタルシングルとして１２日にリリースされたもの。同日に公開されたＹｏｕＴｕｂｅ動画には非難のコメント欄が殺到中だ（現在は非公開）。

ＭＶは、小さな島の映像から始まり、西洋の衣装を着たメンバーが猿のような衣装を着た生き物のたちの家に入ってくる。メンバーが彼らにピアノの弾き方を教えたり、乗馬を教えたりし、人力車を引かせたりして、文化を教え交流していく。

人権を尊重する近年では、侵略者の一面があるコロンブスに対してネガティブなとらえ方も増えるなど、世界的な受け止め方が変化してきている。そんな中、先に島に住んでいる”先住民”のすみかに、外部の者が侵入し、文化を指導する姿に、疑問を抱く人が多かったようだ。コメント欄には植民地時代を肯定し、人種差別を助長しかねないといった指摘と批判の声が相次ぐ。

ネット上には「このアーティストを社会的に抹殺するために結託したって言われてやっと納得するレベルのやばさで草」「信じられない」「このＰＶ１本でＭｒｓ．　ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥ一気に終わる可能性もあるのでは？」と、ＭＶの問題性がバンドグループへと波及することを心配する声も。
また、昨年、原爆の開発者「オッペンハイマー」と「バービー」の映画を掛け合わせた投稿に、映画公式ＳＮＳが好意的なリプライを付けたことで、日本国内から非難が殺到した騒動を引き合いに出して、「『自分たちも同じようなことしてるじゃん』って他国から捉えられかねない」という指摘や、「世界情勢を鑑みてかなりマズいので作り直した方が良いかと」と影響が国外に及ぶのではと懸念する声まで上がっている。