本作は、原泰久による同名のコミックの映画版で、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政の物語を描くシリーズの4作目。最新作では、前作「キングダム 運命の炎」(2023年)から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。
今作に深く関わる秦国・総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎を演じた大沢について聞かれると、天下の大将軍を目指す主人公・信を演じる山崎は「ついに王騎将軍が戦場に出るので、天下の大将軍に憧れていた信としての目線と一緒になって見てもらえたら面白いと思いますし、今回、かなり多くの時間を一緒に過ごさせてもらったんですけど、凄まじかったです」と感嘆し、王騎の副官・騰を演じた要は「この言葉に尽きると思うんですけど、レベチ(レベルが違う)です!」と舌を巻いた。
これを機に、キャストの面々はトークに“レベチ”を盛り込みはじめ、中華統一に挑む若き秦国王・えい政を演じる吉沢は「僕は王座に座っているだけだったので、戦場のとてつもない熱量を何も見ていない状態で、それを受け止めるお芝居は大変だなと思ったんですけど、試写で見させていただいたときに、大沢さんが演じる王騎だったり、信だったり、みなさんのレベチなパワーが凄すぎて、かっこよすぎて泣きました」と興奮気味に語る。
また飛信隊副長・羌瘣(きょうかい)を演じる清野は「私は(吉川晃司が演じる)龐煖(ほうけん)戦うシーンがあるんですけど、吉川晃司さんの手足が長くて、スタイルがレベチでした。自分が思っているところよりもさらに長く剣がくるので、その距離感を合わせるのが難しかったです」と吐露。
そして、知略で秦国を守る昌平君(しょうへいくん)役を演じた玉木は「僕自身は原作が大好きで、2から参加させていただいて、この作品に関われることがうれしかったですし、見てくださるお客様がそれぞれの登場人物にここまで思い入れを持って見てくださる作品ってそんなにないと思うので、僕たちもやりがいを感じるんだと思うし、現場の熱量というのはレベチでした」とコメントして笑いを誘う。
王宮のシーンで佐藤や玉木らと共演した吉沢は「(存在感が)凄まじいんですよ。王宮のシーンって言ってしまえば大先輩しかいないので、そこで王座にポツンと上から見下ろしているので、個人的に緊張感しかなくて、その緊張感はレベチでしたよね」と語った。
引用元: ・【映画】『キングダム』最終章 山崎賢人・吉沢亮・大沢たかおらキャストが新宿に集結 ファンからの歓声に笑顔 [bottomline★]
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