初公判では瑠奈被告が父の修被告のことを「ドライバーさん」と呼び、両親を“奴隷扱い”していたこと、両親は娘のことを「お嬢さん」と呼んで機嫌を取り何でも言うことを聞いていたことなど、異様な家庭環境が明かされた。
2023年5月。瑠奈被告は「ドライバーさん」修被告に車を運転させ、クラブイベントを訪れた。そこで被害者男性と出会った瑠奈被告は、抱き合ったり、キスしたりしていたという。2人は意気投合。
「(被害者男性と)2人でカラオケに行く」と父親に告げた瑠奈被告は、実際には被害者男性とホテルへ向かった。ここで被害者への“恨み”につながる出来事が起きたようだ。裁判を傍聴したジャーナリストの高橋ユキ氏が語る。
「被害者男性が避妊しなかったというのです。瑠奈被告は、ホテルを出て修被告と合流し、避妊具をつけないまま行為をされたことを伝えました。瑠奈被告は被害者に対し憤慨しており、妊娠のリスクなどを修被告に訴えたことから、修被告が運転してレディースクリニックに行きアフターピルを処方してもらったことが明らかにされました」
その後、瑠奈被告は、被害者を殺害しようと複数のナイフや手錠などを購入。検察側主張によると瑠奈被告は「絶対仕返しする。殺してやりたい」などと言っていたが、両親は止めなかったという。
母親の浩子被告は、起きてきた瑠奈被告が「おじさんの頭持って帰ってきた」と言ったが半信半疑だった。しかし、ホテルで男性の遺体が見つかり、頭部がないという報道を見て、瑠奈被告の言葉が本当なのではと思ったという。
浩子被告が、瑠奈被告から「見て」と普通に言われたので警戒せずに浴室をのぞくと、皮を剥がされて全体が赤くなった人間の頭部があった。
〈「この世の地獄がここにある」と絶望した。その後も瑠奈被告から「これ見て」とチェキを3枚渡された。浴室で見た赤いものが見えたので手を引っ込めると「ちゃんと見て!」と言われた〉
自宅に頭部があることは、両親にとって言葉で言い尽くせないストレスを生んだが、なす術がなく、これまで通り過ごしたという。
〈修被告は事件当時、瑠奈被告を送迎しており、浩子被告も早い段階で警察から尾行されていることに気づいていたので逮捕されることも気づいていた。警察がきた時、運命を受け入れようと、これまで通りに過ごすことに決めた〉
頭部の存在を気付いたのは家に持ち込まれたあとであり、遺体を遺棄することを容認したわけではないとして、無罪を主張した浩子被告。母は、逮捕されるまでの間、何を思って遺体の頭部と生活をともにしていたのだろうか──。(抜粋)
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/26538668/?__from=ln_am
引用元: ・【ススキノ首切断】娘「生でセックスさせられた。殺す!」…女装で女遊びの被害者が殺された理由
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