ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(第9話)、いよいよ主人公がラスボスとして登場した父親と対決することになり、「いろいろ不満もあったけど、このダースベイダーvsルークがおもしろくさえあれば、すべて許そう」と思っていたところだったんですが、感想としては「ダメだなぁ」でした。
振り返りましょう。
■もう何を言っているのか全然わからない
悠久のときを超えて人類を惑わせてきた「悪魔の鍵」をめぐるストーリーなわけですが、その設定はもはや何が何だかわかりません。
99本のすべてを手にすると、すべてが手に入るとのことでしたが、謎の組織グングニルと照朝パパ(吉川晃司)が手を組んで、その99本を集めて世界に新しい秩序を作るという。
そして、その鍵を99本集めるために、そのうちの何本かを「鍵に選ばれし者」に配って、それを集めてトーナメントをやって、集まったらG20サミットに攻撃を仕掛ける。
そのためには人口が半分になってもいいとか、過去との訣別とか、そういうなんだかおどろおどろしいワードは出てくるわけですが、この「悪魔の鍵」の設定や取得目的がどうにも右往左往しているので、物語そのものに緊迫感がない。
父がグングニルに殺されたふりをして寝返り、グングニルと行動を共にすることにした理由もよくわからないし、その父がグングニルから「ガイド様」とか呼ばれて崇拝されているのもよくわからない。
よくわからないものをビシっとした演出とビシっとした演技で見せられている。もうツッコミは原作者の方がXで的確にしてらっしゃるので、そこらへんは遠慮していいところを探そうと思って見ているのですが、ドラマの方から理解を拒絶されている状態ですので、もうそこは「そういうもんだ」で目をつぶるしかないんです。結果、けっこう長い時間にわたって目をつぶらなければならなくなるのです。
ドラマを見るために、ドラマから目を反らさなければならない。なんという状況なのでしょう。
引用元: ・【ドラマ】『アクマゲーム』第9話 もう誰が何を言っているのか全然わからない [ネギうどん★]
正直、あれは面白いw
単行本化されてから改めてメディアミックスしようとすると無理が出てくる
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