そう明かすのは、7月の東京都知事選挙に出馬を表明した立憲民主党の蓮舫参議院議員。出馬を決めた今でも、4年前の選挙で366万票を集め、圧倒的な知名度を誇る小池百合子知事との選挙戦には、怖ささえ感じるという。参議院議員の立場を捨てて、蓮舫はなぜそんな戦いに挑むのか。決断の裏側を取材した。【青山和弘/政治ジャーナリスト】
都知事選を「消化試合にできなくなった」
5月1日。立憲民主党では衆院補欠選挙で3勝した熱気が冷めやらぬ中、東京都知事選挙の選考委員会が開かれた。特に東京15区で、小池が擁立した乙武洋匡氏が5位に沈み、立憲民主党の候補者が2位に2万票近くの差をつけて圧勝したことは出席者を高揚させていた。
「都知事選は消化試合にできなくなった。立憲民主党として最強の候補者を立てなきゃいけない。ここは蓮舫さんに出てもらえないだろうか」
出席者の視線は、都連幹事長の手塚仁雄衆議院議員に集中した。手塚は蓮舫とは十代のころからの知り合いで、側近中の側近として知られている。2004年に蓮舫を参議院選挙に担ぎ出したのも手塚だ。手塚は答えた。
「蓮舫さんを説得するのは簡単じゃない。ただ皆さんの総意と言うなら、話はしてみます」
小池はかつての神通力に翳りがみえても、依然強敵であることは間違いない。過去の都知事選では現職の知事が敗れたことはない。しかも蓮舫には次期衆院選で、東京26区からの鞍替え出馬の計画も進んでいた。手塚は蓮舫に語りかけた。
「蓮舫さんは国会でも活躍の場はある。でも今、都知事選に出馬して、自民党との連携を強める小池知事に挑むことほど、蓮舫さんが持つ力を発揮できる場はないんじゃないか」
蓮舫の下には、この時すでに各方面から都知事選への出馬要請が届いていた。また2017年に旧民進党の代表を辞任に追い込まれて以降、東京都知事の座も意識してきた。蓮舫の心は揺れていた。
「衆院補欠選挙の結果は、自民党の政治じゃ駄目だという圧倒的な声だった。9月には立憲でも代表選挙がある。新しい代表の下、総選挙では私も国政に打って出て政権交代を目指すという流れは見える。でも、もし都知事になれば都政改革から国政も動かすことができる。ここで都知事選挙に挑む価値はある」
以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/51aad96d018874c6e9f3b2cb1e8b84d25bd7338a
引用元: ・蓮舫氏、「出馬表明」までの全舞台裏 情勢調査で小池都知事に“10ポイント差”をつけられるも「予想よりいい」と手応えを感じていた [PARADISE★]
地方の知事選は各党相乗りの呉越同舟候補と共産党候補しか居ないもんな
こっちが本命だろうな
都知事選でも小池と接戦で落選なら勝ちに等しい
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