現地で活版印刷を手掛ける松本きよ(本名・松本清孝)さんが発案。デザイン事務所を運営するアレクサンドロス・ミヒャラコポウロスさん、リリー・フリーデベルクさんと企画を練り、デュッセルドルフ市が全面的に支援に乗り出した。
訪日経験のないフリーデベルクさんはデュッセルドルフで日本のデザインと出会った。「ドイツでは派手さや遊び心は敬遠されがちだ。日本のデザインには自由さがあり、刺激的だ」と両国の違いを解説した。松本さんは「たくさんの人にデザインの魅力を知ってもらいたい」と意気込んでいる。
日本国内での展開も視野に入れている。デュッセルドルフのケラー市長は「デザインが日本とドイツの架け橋になる」とエールを送り、プロジェクトの成功に期待した。
時事通信 外信部2024年06月03日13時31分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024060300090&g=soc
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