『チャンプロード』はなぜ休刊になったのか
――まずは、今回雑誌を立ち上げた経緯について教えて下さい。
岩橋健一郎(以下、岩橋):じゃあ、まずこれまでの状況を説明しようか。10年くらい前からかな、こうしたバイク系の雑誌に対する風当たりがめちゃくちゃ強くなってきたんだよ。「過激すぎる」とか「よくないことを助長している」とかって言われてさ、書店やコンビニが俺らの雑誌を置いてくれなくなっちゃったんだ。特に表紙に3段シートのバイクとか半キャップかぶった兄ちゃんを載せるのがNGになって、どんどん規制が厳しくなっていったんだよね。
――『チャンプロード』も2016年に休刊してしまいましたが、規制で雑誌が売れなくなったのが大きな原因だったわけでしょうか。
岩橋:それだけじゃないんだけどさ、書店とかだと、万引きの被害もめちゃくちゃ多かったんだよ。うちの雑誌を読む層ってのは、どうしても10代、20代の若い子が中心だから、中にはお金払わずに万引きしていく奴らもわんさかいてさ。で、本屋としては、万引きの損害をカバーするためには、うちの雑誌を1冊置くのに相当数売れないと元が取れないってなるわけよ。面倒くさくなって「もう暴走族雑誌なんか置かねえよ」ってなる店が増えていったんだ。
引用元: ・車カス、バイカス雑誌チャンプロード(笑)廃刊の秘密は規制強化じゃなく「万引きが多かった」 [866556825]
職場の休憩室に置いてあってたまに読んでたな
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