このように感染症が連鎖する状態は、「感染症ドミノ」とも呼ばれている。
そんな感染症ドミノの危険が迫るこの季節に、さらに中高年が警戒すべき感染症があると、ナビタスクリニック立川(東京都立川市)の久住英二医師が指摘する。
「梅雨時期に増えてくる、帯状疱疹(ほうしん)です。帯状疱疹の正体は子供の時にかかった水ぼうそうのウイルス。ずっと体の中に潜んでいて、精神的なストレスや加齢、肉体的な疲労などによって免疫機能が下がることで、活性化します。暑さで疲れが出てきたり、人によっては4月から働く環境が変わったり、そういう要因が重なって、梅雨時期には帯状疱疹で来院する方が増えるのです」
帯状疱疹と聞いて、ちょっと痛くなったり痒(かゆ)くなったりするヘルペスのようなもの、と軽く考える人もいるかもしれない。だが、実は恐ろしい病気だ。
「主な症状は、最初に赤みが出て、さらに2~3ミリの大きめの水疱が出るのと、奥の方がズーンと重い感じがするような神経痛が出ることが多いです。
ごくまれに、ウイルスが神経系に悪さをし、目が見えなくなったり耳が聞こえなくなったりすることもありますし、顔面神経まひが起きたりもします。
最も多い後遺症は、帯状疱疹後神経痛です。ズキズキ痛んだり、シャツが皮膚にこすれただけでも強い痛みを感じたりして、およそ20%の人に起きると言われています」
この帯状疱疹にかからないためには、非常に有効な手段がある。
「ワクチンを打つことです。特に不活化ワクチンの場合、接種して最初の4年間は97%ぐらい、10年間の平均で約89%の予防効果があるというデータが出ています。しかも昨年度から、多くの自治体で50歳以上を対象にワクチンの助成が始まったので、本来4万~5万円かかるところが、半分ぐらいの負担ですみます。1カ月あたり約200円と考えれば、自分の体に対しての投資として、悪くないのではないでしょうか」
80歳までには約3人に1人がかかると言われるだけに、ワクチン接種は十分検討すべきだろう。
引用元: ・【80歳までに3人に1人がかかる帯状疱疹】ナビタスクリニック立川の久住英二医師 「かからないためには、ワクチンを打つこと、接種して最初の4年間は97%ぐらい、10年間の平均で89%の予防効果がある」
もう罹った
腰に出た
激痛
ぶつぶつも出た
ぶつぶつは朝ちょっと出て夕方見たら手のひらサイズに
広がってビビって医者行った
コメント