【徳島】パチンコ店駐車場で男性刺され重体 58歳と61歳容疑者逮捕

26日、徳島市のパチンコ店の駐車場で、男性が数人の男に襲われて刃物で刺され、意識不明の重体になった事件で、警察は58歳と61歳の容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕しました。さらに別の50代の容疑者も逮捕状を取って行方を捜査するとともに、事件の詳しいいきさつを調べています。

26日午前0時すぎ、徳島市国府町のパチンコ店の駐車場で、近くに住む板東隆生さん（57）が知人から電話で呼び出され現場を訪れたところ、数人の男に襲われ、腹など数か所を刃物で刺されました。

板東さんは意識不明の重体となり、警察は防犯カメラの映像を分析するなどして現場から車2台で逃走した男らの行方を捜査していました。

その結果、警察は、いずれも徳島市に住む、自営業の三田浩史容疑者（58）と、無職の大隅雅彦容疑者（61）が板東さんの腹を刃物で複数回突き刺すなどしたとして殺人未遂の疑いで逮捕しました。

警察は捜査に支障があるとして容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

警察によりますと、板東さんと一緒に現場を訪れた人は「男3人と口論になり刺された」と話しているということで、警察は別の50代の男の容疑者も事件に関わった疑いがあるとして逮捕状を取り、行方を捜査するとともに、事件の詳しいいきさつを調べています。