その手っ取り早い方法は、プログラマーを自分の設計したプログラムを一番使えないと思われる人たちの集団に送り込むこと。
そうすれば、彼らが何を使えないのか、なぜ使いにくいのかという感覚を理解できて、プログラマーの側に「共感」が備わっていきます。
引用元: ・デジタル庁大臣「高齢者はデジタル弱者ではない。iPhoneのように使いやすいUIなら普通に使える」 [422186189]
プログラマーの問題点というのは、彼らの成長してきた背景がほとんど変わらず、年齢もほとんど同じで男性が多い、ということなのです。
似たような人たちだけで開発を進めても、万人に役立つものは作れません。
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特にITを高齢者に身近なものにするには、もっと高齢者と議論する必要があると思います。私の事務所には70代から90代の友人たちもやってきます。彼らが私に教えてくれるのは、エレベーターの速度を遅めにするとか、車いすや松葉杖、歩行器で歩道橋を上がる際の手すりの高さを考え直さなくてはいけないといったことです。自分の席に座って議論していても見えないこと、知らないことが多々あります。そのときにITの活用で改善できることがたくさんあります。このように、体は衰えても知能や精神がまだしっかりしている人は、デジタル機器を用いることで引き続き社会に積極的に参加できるようになります。高齢者が社会に貢献できることはいくらでもあると思います。
私はデジタルから遠い人たちがいつかいなくなるだろうとは思いません。デジタルを学ばないと時代に遅れてしまうよ、という態度は絶対に取りたくありません。デジタルデバイドを埋めるためには、何か1つ2つのことをやればいいということではなく、誰も置き去りにしないインクルージョン(包括)の考えがなければならないということです。
(抜粋)
機種変更が驚くほど簡単なんや
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