・参加議員の発言に注目
いったい、この懇談会には、どんな人物が出席していたのか。 20日付で配信された産経新聞によれば、呉大使の両隣には、鳩山由紀夫元首相と福島瑞穂参院議員(社民党)が写真に映っている。
元外務省情報局長の孫崎享氏は自分のニコ生チャンネルが運営している有料ホームページで、自分が懇談会に出席していたことを
公表したうえで、次のような意見を述べている。
———-
〈1972年日本は「台湾が中国の一部」を理解し尊重の約束。日本が軍事的に内政に干渉して、
軍事的反撃を受けないとでも思っているのか。反撃は当然国連憲章51条内の行動(以上は無料公開部分)〉
———-
私は同氏の有料チャンネルに加入し、意見の全文を読んで確認したが、同氏は「日本は1972年に台湾が中国の一部であることを
理解し尊重すると約束しているのに、日本が軍事的に内政に干渉すれば、軍事的反撃を受けても仕方がない」と考えているようだ。
私は「軍事的に内政に干渉」という意味がよく分からない。一般的に、軍事的に干渉するとは「武力で威嚇し挑発する」
という話だろうし、「内政に干渉」する仕方もいろいろあるだろう。
だが、日本は台湾にも中国にも「軍事的に内政に干渉」などしていない。
いま日本の尖閣諸島や台湾に軍事的な圧力を加えているのは、紛れもなく中国である。その中国を批判せずに、
日本がしてもいないことを仮定して、大使の「火の中」威嚇発言を免責するのは、同意できない。
それを許したら「外交官は言葉でどんな恫喝をしてもいい」という話になってしまう。とても、まともな対話はできないだろう。
ほかにも、著名な評論家やコメンテーターたちが何人も出席していたようだ。彼らが招かれたのか、押しかけたのか、知らないが、
中国が日本の言論動向をきめ細かくチェックしている様子がうかがえる。彼らがこれから、どんな発言をするのか、楽しみではある。
中国は、台湾海峡の中間線を超えて戦闘機を台湾側に侵入させる行為を常態化するなど、台湾情勢は一段と厳しさを増している。
この先も、緊張は高まりこそすれ、和らいでいく見通しはない。そこで、鍵を握るのは、米国もさることながら、日本の対応だ。
日本が米国との共同作戦能力を高めれば高めるほど、中国に不利になる。中国共産党の機関紙、人民日報の英語版姉妹紙、
グローバル・タイムズは3月26日付で「日米同盟の進化と変革は危険な力を解き放つ」という社説で、日本の防衛力強化に反対した。
中国は日米を分断したいのだ。
・日本の対応が試される
今回の発言には、国会議員を牽制するだけでなく、日本国民を直接脅して、台湾問題から遠ざけさせておきたい狙いもあっただろう。
いかにも、中国共産党らしい「浅知恵」だ。
多くの国民は今回の発言で、むしろ「中国はやはり怖い国」という印象を強めた。「そんな国が隣にいるなら、日本は一層、
防衛力を高めなければならない」と考えたはずだ。「台湾有事は日本の有事」と、中国大使が実証してくれた形である。
11月の米大統領選で、ドナルド・トランプ前大統領が勝利すれば、日本の役割はますます重くなる。
米国の国益を最優先するトランプ氏は「台湾が日本の死活的国益であるなら、日本こそが最大限の貢献をすべきだ」と考えるだろう。
ここで日本がおざなりな対応をすれば、米国の不信も招きかねない。ただでさえ、岸田文雄首相と林芳正官房長官は「親中派」と
みられている。岸田政権の対応は、中国との間合いを示す「試金石」になる。
長谷川 幸洋(ジャーナリスト)
全文はソースから
5/24(金) 7:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5510abd04e87afd13a11bcc602e8c3eb045588
引用元: ・【日本の民衆が火の中に…】 中国の駐日大使か?言い放った「信じられない発言」と岸田政権が対応すべきこと [5/25] [仮面ウニダー★]
>公表したうえで、次のような意見を述べている。ああ、孫崎も参加してたのか
…ある意味納得した
駐日大使がこういった発言をすることの何がおかしいのか
日本は岐路に立っている
米国の犬となり続け、尖兵として働くか、それとも中国と共にアジアの平和を築くのかという岐路に
中国側に付く選択肢は無いから岐路に立って無いんだけどね
中国にどんな夢見てるのか知らないが中国に対して
相互関係は一切 成り立たない
支配か従属があるだけだから
コメント