驚異的な回復を遂げたとはいえ、復帰後1週間は、撮影中にたびたび寝落ちしていたという。一方、事故によって思わぬ能力も得ていたようで……。
レナーは2023年の正月に自宅近くで巨大除雪車の下敷きとなり、瀕死の重傷を負った。しかしその後目覚ましい回復をみせ、3月頃には早くも歩行リハビリを始め、インタビュー番組に出演。
4月には杖をつきながらトーク番組に生出演し、11月には坂道を駆け上がれるほどに回復した。そして2024年1月にはドラマ撮影に復帰し、アクションシーンをこなすまでになった。
このたび米Los Angeles Timesのインタビューで、復帰後の撮影を振り返ったレナー。「『アクション!』と言われた時、僕はもう眠っていました」と、シーンの撮影中に寝落ちしていたことを明かした。
「そこで全員が、僕をあまりにもハードに、長い時間、長い日数働かせすぎていたことに気づきました。僕がやりたいことは何でもやりますが、僕ができることはまた別の話です。」
本作の撮影地ペンシルベニア州とカリフォルニア州の時差はわずか3時間だが、レナーの身体には大きな負担となっていた。そこで、プロデューサーはレナーの体調に合わせてスケジュールを変更し、レナーは4カ月にわたる撮影期間のほとんどをピッツバーグで過ごしたという。
レナーは撮影現場での様子について、「彼ら(制作チーム)は僕を子役のように扱わなければなりません。キングスタウンの市長は今や14歳みたいなものです」とジョーク交じりに語っている。
一方で、事故には予期せぬメリットもあったという。レナーは事故時に眼球が飛び出していたそうだが、これによって写真記憶が身につき、セリフを覚えるのが楽になったとのこと。「頭蓋骨から飛び出した目の方が、もう一方の目よりも視力が良くなりました。僕はサイボーグになりつつあると思います(笑)」。
レナーが主演を務めるドラマ「メイヤー・オブ・キングスタウン」は、刑務所ビジネスが盛んな架空の町、ミシガン州キングスタウンを舞台に、
町の権力者であるマクラスキー家が人種差別、汚職などの様々な問題に立ち向かう姿を描くクライムサスペンスドラマ。レナーは町の“市長”ことフィクサーのマイク・マクラスキー役を演じている。
「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3は、米Paramount+で2023年6月2日より配信開始。
引用元: ・【海外】 ジェレミー・レナー、事故で眼球が飛び出したことで視力と記憶力がアップ [朝一から閉店までφ★]
そのパターンか
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