女性の支持者を集めた場で、候補の当選を後押しする文脈での発言であり「女性のパワーでこの候補者を知事にしよう」という、それ以上でもそれ以下でもない発言だったのに、記事の「見出し」の多くが、
「うまずして何が女性か」
と、あたかも上川氏が、出産しない女性は女性ではないと言い放ったように切り取り、早トチリな読者はもちろん、学者先生やジャーナリストまでが「差別発言だ」と反発したのです。あの……記事の中身はちゃんと読まれたんでしょうか?
だってあの発言がダメなら「〇〇を生み出す、生み出さない」という表現に女性要素を絡めた時点で全てアウトになりますよ。言葉狩りもこのレベルに至ったら流石にコントです。
今回、特に悪質だったのが、記事が掲載された当初は「うまずして」ではなく「産まずして」と意味を限定した表記にしていた点。本来、当選させるという文脈なら「生まずして」が適切な表記なのに。
外部から指摘されたのか、その後どちらにも解釈可能な平仮名に修正。これが「うまずして」なんて妙な見出しになった経緯です。この一蓮の動き、実は「マルインフォメーション」と呼ばれる立派なフェイクニュース仕草なんですよ。
フェイクニュースって、意図的なウソや勘違いによるデマのほかに「内容は事実だが、切り取りや誤った解釈・勘違いを誘引する表現」もマルインフォメーションというフェイクに分類されます。マスメディア自身がコレやってどうするんですか?
しかも掲載最初は「今後、問題発言だと指摘される可能性が~」という推測記事だったのに、その後わざわざ対立野党に批判コメントを言わせ、文章を「指摘の声が上がっている」に書き換えたメディアもありました。やっていることは、もやは「指摘」の創作でしょう。
情報=人間が伝えるモノである以上、その情報にある程度の意図、狙いが紛れ込むのは仕方がないし、それが情報の宿命でもあります。ですが今回のケースは、ちょっと度を越えた、自分たちの存在価値をぶち壊す行為だったのでは。
日本は「報道の自由度ランキング」という謎ランキングで常に低位置をキープしているそうですが、今回のケースを見るに、日本は報道の自由が機能し過ぎて最高だなって感じます。自由過ぎです。
詳しくはこちら(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6c86dd5467f797f375286a2b6aff5a022dbc5ee
引用元: ・【報道の自由】日本のマスコミは今日も元気に政治のフェイクニュースを垂れ流す
と言ってる話を出産に関係ないと言ってる奴は国語力ないし切り取って無かったことにしようとする奴は偏向だぞ
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