行楽地を訪れると、漢服姿で写真撮影に臨む人々をよく目撃する。【写真まとめ】中国の若者にはやっている「漢服」
https://mainichi.jp/graphs/20240514/mpj/00m/030/194000f/20240514mpj00m030192000p?inb=ys
日常生活で漢服を着る人も増えており、市場規模は2015年に1.9億元(約40億円)だったのが、21年には101.6億元(約2133億円)と
大台を突破。25年には191.1億元(約4013億円)になると予測されている。
この漢服ブームについて、中国メディアも「伝統文化が消費をけん引している」と盛んに宣伝する。
自国ブランドの消費を好む「国潮」の流れとも重なり、習近平指導部の掲げる「中華民族の偉大な復興」のスローガンとも
相性が良いようだ。官民挙げて「愛国消費」を活性化させ、低迷する国内経済回復の起爆剤としたいとの思惑も透ける。
一方で、この漢服とは対照的に風当たりが強くなっているのが「和服」だ。
今年4月、内陸部・重慶市の街頭で日本の浴衣を着用して踊っていた若い中国人女性2人が周囲の人々から「スパイだ」などと
罵倒される動画がネット上に投稿されて物議を醸した。ネット交流サービス(SNS)には「歴史を知らないのか」といったコメントが
相次いだ。
3月には国営新華社通信が「上海の税関が日本から輸入された中古の着物を『海外のゴミ』として返送措置を取った」と報じた。
中国は古着の輸入を認めておらず、措置自体は不自然なことではないが、中国共産党の「喉と舌」とされる国営メディアが報じる内容は、
当局からのメッセージと考えるのが自然だ。日本への留学経験がある女子大学院生(25)も
「和服などのコスプレ好きの友人も多いが、中国でそれらが許容される空間はどんどん狭くなっている」と打ち明ける。
漢服と和服で明暗が分かれた形だが、これらに共通するキーワードが「愛国心」だ。習指導部は今年1月、
「中華の優秀な伝統文化の発展と継承」などを盛り込んだ愛国主義教育法を施行した。自国の歴史や文化に対する自信や誇りを
国民統合につなげる狙いだが、愛国教育の推進の副作用で、排外的な風潮がさらに強まる危険性もあるだけに
注視していく必要がありそうだ。
岡崎英遠(北京)
5/19(日) 16:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/16e86c486d0d03afe17465dbe047b351deaec2d0
引用元: ・【毎日新聞】 <特派員の目>明暗分かれる「漢服」と「和服」 [5/20] [仮面ウニダー★]
作務衣なら夏に部屋で着てるけどあれは和服に含めていいんかな
また、おんなじ事しとるがな
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