手術を受けたのが2021年2月5日だから、3年が経ちました。術後5年間、再発や転移がなければ寛解で“治った”といえるので、あと2年ですね。もちろん寛解すれば100%安心、というわけではないものの、ひと安心。そこを目標に、検査と術後に改善した生活を粛々と続けています。
大腸がんになってから大変なことの連続ですが、最近もいろいろありました。去年は右手の薬指を突き指したと思ったら、左脚の腓骨を骨折。腓骨骨折は、玄関でバランスを崩して踏ん張ったらバキッとひねって……。それで、また入院して手術です。参りましたよ。
がんの経過観察では、腫瘍マーカーの検査は引っかかっていません。でも実は、去年10月の造影CT検査(造影剤を静脈から注射して入れてCTスキャンする検査)で引っかかりました。「肺に2カ所ほど影がある」と。やはり少し動揺しました。でも、健康的な生活を守り続けたら、2カ月後の12月の検査で影が消えていてホッとしました。
とにかく、大腸がん発覚前の生活はハチャメチャだったんです。忙しかったのもありますが、夜中まで撮影などの仕事をし、その後、朝まで飲んで、3時間睡眠で次の仕事に行っていましたから。暴飲暴食なうえ、食べるのは野菜や果物は避けて肉ばかり。マネージャーに諫められても、「自分の責任は自分でとる!」と突っぱねて。でも、本当は弱虫で怖がりなんです。
下痢と便秘を繰り返して……
還暦を過ぎた頃から、お腹の調子はおかしくなっていました。便意があるのに、トイレで踏ん張ってもなかなか出ない。ようやく出たと思ったら、ウサギの糞。真っ黒でコロコロの固い便なんです。かと思えば、緩いのがワーッと。まさに下痢と便秘を繰り返す状態でした。だから、ライブの仕事などで出かけると、どこにトイレがあるか、まず確認していました。
家族に「早く病院へ行って腸の検査を」と促されても、「なんでケツの穴を他人に見せなきゃいけないんだ!」と拒絶。糖尿病で通院していたので、問題があったら指摘されるはず、という思い込みもありました。糖尿病と大腸がんじゃ、受診する科も検査内容も違うのに、そういうことがわかっていなかったんです。
そんな状態で2、3年過ごしてしまい、ついには排便後にトイレットペーパーに血がついたり、めまいを起こしたりするように。観念して受診したのが、2020年9月。大腸内視鏡検査でポリープが3つあり、そのひとつが直腸で大きくなり、出口を3分の2ほど塞いでいることがわかりました。便がうまく出ないはずです。検査を進めると、リンパ節にも転移した大腸がんでステージIIIb。5段階中、悪い方から2番目と告知を受けました。
思わず「まだ大丈夫ですよね。間に合いますよね?」と医者に聞いたのに、医者は「う~ん、やってみましょう」と言うだけ。目の前は真っ暗、気持ちはズ~ンと落ち込みました。
続きはソースをご覧ください
https://www.news-postseven.com/archives/20240518_1964401.html?DETAIL
引用元: ・【芸能】《大腸がん闘病の桑野信義》「なんでケツの穴を他人に診せなきゃいけないんだ!」戻れぬ3年前の後悔「もっと生きたい」 [Ailuropoda melanoleuca★]
迷惑な騒音、たとえそれが本当にその人の人生を左右する情報であっても
こういうのがその典型例
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