好調な業績を押し上げているのがインバウンド観光客だ。コロナ禍以前から続くクールジャパン施策や、歴史的な円安の後押しもあり、2023年度のサンリオピューロランドへの訪日客は前年比400%に増加。2024年3月の期末決算では最高益を更新した。
背景にあるのは、北米とアジアに注力する、サンリオグループのマーケティング戦略だ。
小巻氏によれば、FOREVER21、ウォルマートといった北米のブランドや、中国や台湾での玩具メーカー、ホテルとのコラボが好調。
コロナ禍以前は中国からの観光客が最も多かったが、現在の国・地域別来場者数は1位が米国、2位以降が韓国、中国、台湾と続いているという。
さらに、多様なキャラクターを押し出すマーケティングも功を奏した。海外でも展開するサンリオキャラクター大賞を見ると、従来まではハローキティが上位を占めていたが、2023年度の結果には中国モロール、ボチャッコ、ぐでたまといったキャラクターが名を連ねた。
「キティちゃん一強」が国内外で大きく変化し、サンリオブランド全体の人気を支えている格好だ。
サンリオピューロランドでは増加する訪日客への対応として、公式Webサイトの多言語対応や、海外向けのSNS発信力強化といった施策に取り組む。
成功を収めているようにも思われるが、小巻社長は各国の事情に合わせた施策について「もっとできることがたくさんある」と意気込みを見せた。
韓国向けであれば、現地のクリエイティブに合わせたビジュアル広告やインフルエンサーの呼び込み、中国向けであれば赤、黄色といったカラーリングを意識したグッズを今後の施策の例として挙げる。
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引用元: ・【インバウンド殺到】サンリオピューロランド運営の社長 「日によっては日本じゃないんじゃないかと思うくらい」・・・2023年度のサンリオピューロランドへの訪日客は前年比400%に増加
しまじろうとコラボするぐらいならミッキーとコラボすればいいのに
🐭が相手にしてくれないんだろうな
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