泉健太代表が、首相の座を狙うその心意気や良し! と感心した。
記事によると、泉氏は立命館大学で講演し、次期衆院選で立憲民主党が勝利して与党第1党になれば自身の首相就任が「視野に入る」
と言及したという。
立憲民主党が衆院3補選(4月28日投開票)で全勝し、鼻息が荒くなるのは分かる。
だが、今回の3勝はいずれも共産党の支援を受けての勝利だ。
立憲民主党は2021年の衆院選で共産党などと選挙協力を行って、小選挙区では議席は増やしたものの比例では減らし、
トータルではマイナスとなった。このため、当時の枝野幸男代表は引責辞任した。共産党も議席を減らした。
「共産党の政権参加」が具体的に議論されたために、有権者が「引いて」しまったものとみられた。
その後、立憲民主党は共産党との連携に慎重になっていた。今回の3補選は、自民党の政治資金規正法違反の不祥事を受けて、
一気に攻め込むチャンスということで「過去のしがらみ」を捨てて再び共闘したのだろうか。
次の衆院選で立憲民主党が第1党となり、泉氏が首相になるには、補選同様、共産党の支援が必要だと思うのだがどうするのか。
泉氏が首相になった場合、共産党はまさか連立政権に入るのか。それとも以前、立憲民主党の人が言っていた「ゆるい形の閣外協力」
になるのか。
これは法案によっては共産党に賛成してもらうという形らしいのだが、いずれにしても「共産党の考えが反映される政権」になる。
特に、安全保障において共産党の考えが入ることに、欧米やアジアの同盟国、同志国の理解を得られるのか。
この点は立憲民主党だけでなく、共産党も日本の国益、安全の観点から冷静に考えてほしいものだ。
もし泉氏がどうしても首相になりたいのなら、共産党の支援は一切受けず、日本維新の会と組むしかないと思う。
その場合、国民民主党と前原新党(教育無償化を実現する会)なども参加するので、数字上は衆院で過半数を取れる可能性はある。
立憲民主党と日本維新の会は、安保やエネルギー政策で隔たりがあるので、もし組むなら政策調整が必要だが、
共産党と組むよりははるかに政策の接点も多く可能性はゼロではないと思う。
解散総選挙で、自民党と公明党の与党が過半数割れする可能性はあると思う。
その場合、国民民主党や日本維新の会の連立入りが取り沙汰されることになるのだが、
議席数によっては「立憲民主党と日本維新の会」という組み合わせもあり得る。
好き嫌いは別にして、日本維新の会も連立のいろいろなバージョンを想定して政策の接点を探るという「政権に入る準備」
をしておくべきだと思う。 (フジテレビ特別解説委員)
平井文夫
2024.5/16 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20240516-QH6SIZU2HRNXRJ3PNUUQ3DATGM/
引用元: ・立民・泉健太代表、どうしても首相になりたいなら…安全保障に懸念の共産党支援、一切受けずに維新と組むしかない [5/16] [仮面ウニダー★]
そもそも共産党に貸し作りまくりの状態で縁を切るツモリか?
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