契約社員として旅館やホテルと、本社の料金設定やマーケティング、営業などの部門で経験を積み、3年目にはマネジャー職に就く。
手腕が認められれば4年目から正社員となる。マネジャーになる前に8年程度の現場経験を積むことが一般的だったが、短期間でのキャリアアップを可能とすることでホテル経営に関心の高い人材獲得を狙う。
厚生労働省の2023年の賃金構造基本統計調査によると宿泊業および飲食サービス業の平均給与は25万9500円で、マイステイズが提示する50万円はこの水準を大きく上回る。
背景にあるのは深刻な人手不足だ。帝国データバンクが23年 4 月に実施した調査では、宿泊業の6割で人手が新型コロナウイルス禍前の水準に戻っていない。
ホテル業界は「過渡期を迎えている」と大阪学院大学のテイラー雅子教授は指摘する。ホテル経営などを研究する同氏は、一律の給与体系がスキルのある人材を雇う機会を失う原因になっていると話す。
今後高度人材を呼び込む動きは広がると見ており、「たたき上げで昇格した上級管理職が新しい制度で入ってきた社員に飛び越されるという現象は起こるだろう」と話す。
労働力人口が減少し人材獲得競争が激しくなる中、優秀な人材を集めるためには待遇の引き上げが欠かせない。
労務行政研究所の調査によると、24年度は東証プライム上場企業152社の87%(速報値)が全ての学歴で初任給を引き上げ、過去10年で最多となった。
23年度は71%(同)だった。マイステイズの山本俊祐会長は「IT業界やコンサルなども受けている人にも振り向いてほしい」と意気込む。
1999年にウィークリーマンション東京として創業、2012年にフォートレス傘下に入ったマイステイズは、国内151棟のホテル・旅館で約2万2000室を運営する。アパグループ、東横イン、ルートイングループに次いで国内4位の客室数だ。
宿泊特化型のホテルマイステイズをはじめ、日本郵政の「かんぽの宿」を取得後リブランドした「亀の井ホテル」など、幅広い宿泊施設を手掛ける。
フォートレスの資金力をいかし、新しい物件の受託も継続する予定だ。
23年の受託売上高は1173億円と、コロナ禍前の19年比で58%成長した。
山本会長は「どのタイプのホテルでも運営力ナンバーワン」を掲げ、今後5年から10年で売上高と会員数で国内業界一位を目指す。コロナ禍で観光業への就職に不安感を持つ人も少なくないが、好待遇で成長性を示すことで幹部候補生だけでなく、他職種の人材を集める呼び水にしたいという。
引用元: ・【国内】月給50万円と業界平均の約2倍の待遇でホテル幹部候補募集、米投資会社フォートレス系が低賃金に一石
コロナ禍で大打撃受けてたホテル業界に新卒カード使ったやつなんておらんやろ
これ実質外国人向けの募集よな
すまん誤読したわ
40年前の磯野波平だってそれ以上なのに
地方公務員の氷河期向け中途採用じゃあるまいしwこれ日本の若者の青田刈りやぞ
日本で安く求人、教育して、育ったら外国のホテルに転勤
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