「ウィズダムツリー日本ヘッジド・エクイティファンド」(ティッカー:DXJ)は5月6日に上場来高値を更新。
トヨタ自動車などの保有銘柄の上昇により、過去1年で約45%上昇した。
同ファンドは円安をヘッジしながら日本株に投資する。米国の金利が相対的に高いためドルが上昇すれば利益が帳消しになると懸念する投資家を引きつけている。
円相場は今年、主要通貨の中で最も対ドルのパフォーマンスが悪く、約10%下落。先月下旬には1990年以来となる1ドル=160円台を付けた。米国でインフレが長引き、高めの金利が長期化するとの見方が強まっているためだ。
DXJの資金フローは低調な状態が何年も続いた後、今年は2015年以降で最高の年となるペース。
今月10日には、1日としては2月半ば以来最大の約1億2000万ドル(約188億円)が流入した。
マルチアセット・リスク・モデルとタクティカル・モデルでDSJのポジションを持つアストリア・ポートフォリオ・アドバイザーズの創業者ジョン・ダビ氏は、「比較的強い業績修正や高い成長見通し、強い価格モメンタムに加え、割安感もある」と指摘。
同ファンドは米国に輸出する日本企業に投資しており、米経済が好況を続ける限り投資妙味があると付け加えた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-14/SDHS86T0AFB400
引用元: ・【アメリカ】日本株ブームで復活、円安ヘッジのETFが高値更新 1年で45%上昇
個別は2倍、3倍
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