金利が戻った際の老後のデメリットとして、ニッセイ基礎研究所金融調査室の福本勇樹室長は「住宅ローン」を挙げる。
「利上げとなれば、定年間近になって住宅ローンが残っている人は苦しい。繰り上げ返済を進め、早く残高を減らすことが重要だ」と指摘する。
住宅ローンは一定期間または完済まで金利が同じ固定型と、半年ごとに金利を見直す変動型がある。
マイナス金利解除は特に変動型に影響する。変動型は銀行が業績の良い企業に貸し出す際の金利(短期プライムレート)がベースで、短プラは日銀の政策金利に影響されるためだ。
近年、銀行の金利引き下げ競争で変動金利は0・3%前後と、1%台が多い固定金利に比べて圧倒的に低く、住宅ローンを借りる人の約7割が選んでいる。
仮に変動金利が0・1%上昇すると、3500万円を35年ローンで借りた場合の返済総額は70万円程度増えるといわれ、影響は大きい。
しかし主要行の短プラは、日銀が政策金利をさらに引き上げるまで現行水準(1・475%)で据え置かれるとの観測が強い。
変動金利が歴史的に低い現在、固定型に変更する緊急性は低いとされる。ただ、返済負担が増す前に、退職金を使うなどしてローン返済を進めるのは金利上昇の備えになる。
引用元: ・【金利上昇】専門家 「住宅ローンの繰り上げ返済を進め、早く残高を減らすことが重要だ」・・・変動金利が0・1%上昇すると、3500万円を35年ローンで借りた場合の返済総額は70万円程度増える
少しくらい金利が上がってもたかが知れている。
万一不測の事態で大金が必要になった場合に住宅ローンのような低金利で資金は調達出来ない。
こんなアホ記事に騙されてはいけない、
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