交流サイト(SNS)を悪用した詐欺の被害が全国で増えている。
2023年の県内の被害額(約3億710万円)は、おれおれ詐欺などの特殊詐欺の被害額(約2億円)を上回った。今年に入って「SNS型投資詐欺」で1千万円を失った沖縄本島中部のツヨシさん(75)=仮名=は「家族に対して申し訳ない」と後悔をにじませる。(社会部・玉那覇長輝、知念祥吾)
円安やインフレの中、金の取引が良いというもうけ話。〈市場は待ってくれない〉〈チャンスを掴(つか)んでほしい〉などと、執拗(しつよう)な勧誘を断れなかった。
「叔父」とLINEで連絡を取ると、証券会社のアナリストが付き、未公開情報を分析しているという。説明を受けるほどに、不安は取り除かれていった。
数日後、「叔父」からあるアプリをインストールするよう指示された。画面上では、初期投資として振り込んだ20万円が2万円の利益を出していた。
「すごい。先生の言うとおりだ」。これまで感じたことのない高揚感に満ちあふれた。後に偽のアプリだと知ることになるが、ツヨシさんは信じ切っていた。
引用元: ・「慧子と申します。私は縁を信じる人です」1000万円失った70代男性 [595582602]
オレオレ詐欺とは違う
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