「この年まで、恋人をつくらずにオタク活動だけを趣味に生きていました。年収は900万円くらいありますが、貯金はほぼゼロです。基本的には、ジャニーズJr.と、ジャニーズのデビュー組、ディズニー、ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン=USJ)、K-POP、日本のアイドルです。ジャニーズの現場は行ける限り行くので、ドームツアーの時などは北海道から福岡まで遠征しますし、その合間にインパーク(※ディズニーランドやUSJなどに入場すること)します。
BTSがブームになる以前からK-POPも好きで、仕事が休みの時には渡韓して、現地の音楽番組の公開収録やコンサートに参加するというスケジュールですね。1年中、仕事以外の時間は何らかの推し活をしているので、親や友人には『目を覚ませ』『一生独身でいいの?』などと言われてきました」(Aさん)
そんなAさんも、さまざまな原因が重なり、今年に入って推し活から離れることになった。
「自分の推しだったメンバーがある問題を起こして、炎上したんですね。今まで品行方正だったし、噂程度はあったけれど、女性側にSNSで色々な暴露をされていて、正直熱が冷めてしまったのはあります。『どうしてトップアイドルなのに自覚がないの?』と。
それから、私が35歳になって初めて恋人ができたんですよ。相手との将来を考えたら、これだけ年収もあるのに“貯金ゼロ”ということを言えないと思って。推し活をしていることは隠していないのですが、そういう面で現実的になったこともあります。
自分の美容とか、メイクとかダイエットに向き合うなかで、次第にアイドルへの関心が薄れていって、大量のコンテンツ動画とか新曲とかをチェックしきれなくなりましたね。今の課題は大量に購入したグッズをどうにかして処分することです」(同前)
Aさんと同じく、推し活を辞めて「グッズの処分」の問題に直面している人は少なくない。K-POPアイドルのファン歴15年、またキャラクターグッズ収集も趣味にしていた会社員の女性・Bさん(39歳)は、これらのグッズ類を捨てられずに困っているという。
「BIGBANG、東方神起、SHINeeと有名どころのK-POPアイドルにハマり、直近ではNCT127というグループにハマって応援してきました。応援のために渡韓することはもちろんの事、ファン友達もたくさんいるのでアイドルの誕生日に集まって誕生日会をしたり、韓国語教室に通ったりと、かなりお金を使ってきました。また、あるキャラクターのグッズを集めるのも趣味で、家中にUFOキャッチャーなどで取った景品から、小さいアクリルスタンド、フィギュアまで山のようにあります。
ある個人的な事情がきっかけで、推し活から離れることになったのですが、一番困ったのはグッズです。K-POPのペンライトやCD、DVD類、それからコンサートごとの会場グッズやアパレル商品、トレカなど……。とくに、ぬいぐるみが一番困ります。捨てたら罰当たりな気がするし、メルカリに出品しても売れない。
ダニの温床になってアレルギー性鼻炎も悪化するし、本当に困っています。人の顔がプリントされているものを、ゴミとして処分する勇気がまだないんですよね……。未練が残っているのかもしれません」(Bさん)
マネーポストWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c3497e3eacc3e2b4aba864f388afa3f249040e4?page=1
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c3497e3eacc3e2b4aba864f388afa3f249040e4?page=2
引用元: ・推し活をやめたときに押し寄せる難題 「大量購入のグッズが邪魔」「捨てられないしメルカリでも売れない」「ぬいぐるみがダニの温床に」 [ひかり★]
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