【米アリゾナ大学研究】消防士は消火活動中の煙や消火泡などの化学物質への曝露により前立腺がんのリスクが高い

1: 影のたけし軍団 ★ 2024/05/08(水) 16:58:32.13 ID:??? TID:gundan

アリゾナ大学メル校とイーニッド・ザッカーマン公衆衛生大学およびミシガン大学が消防団パートナーや周辺地域の研究者と協力して行った新しい研究によると、消防士は業務中の化学物質への曝露により前立腺がんのリスクが増加する可能性があるという。前立腺がんは、米国男性の間で最も多く発生するがんです。消防士が前立腺がんと診断される率は一般人口の 1.21 倍で、これはおそらく消火活動中の煙や消火泡などの化学物質への曝露が原因と考えられます。

これらの化学物質の一部は、エピジェネティック修飾と呼ばれるプロセスを通じて遺伝子の発現方法に影響を与える可能性があり、DNA メチル化などの特定のエピジェネティック修飾はがんの発生に寄与します。

研究者らは、前立腺がんに関連する地域において、経験豊富な消防士は新人消防士とは異なるエピジェネティックな修飾を持っているという証拠を発見した。

ジェフ・バージェス医師、MPH、消防士健康共同研究センター所長、ザッカーマン公衆衛生大学教授
これらの公表された調査結果により、消防士が職務上の累積曝露により直面する健康リスクの明確な証拠が得られました。」

この論文「消火、パーフルオロアルキル物質とポリフルオロアルキル物質、および前立腺がんのリスクに関連する遺伝子の DNA メチル化」は、ジャーナル Environmental and Molecular Mutagenesis に掲載されました。

BIO5 Institute のメンバーでもあるバージェス氏は、数十年にわたって消防士の健康状態を調査してきました。彼は、筆頭著者である修士課程のマーガレット・クエイドと、遺伝子のメチル化の解析を主導したミシガン大学の研究者ジャッキー・グッドリッチ博士と共同研究しました。