国が子育て支援政策を推し進める中、「子どもを持たない女性」たちは何を思うのだろうか。
「子どもを持つかどうかの迷いは、99.9%ありません。少子化の時代に、社会に対して申し訳ないなと思いつつ、その分税金で還元しているので許してほしいという気持ちです」
そう話すのは、都内在住の会社員の女性(48)。これまで数回転職をし、収入を上げ、現在は男性が多い業界で管理職として働いている。順調にキャリアを重ねる中で、積極的に子どもを持とうと思ったことは一度もないという。
子どもが嫌いなわけではない。子育てをしている人への尊敬の念もある。でも、自分が産み育てる覚悟と責任までは持てないとこぼす。平日は激務のため、ゆっくりできるのは休日だけ。
今は、パートナーと暮らす日々の中で、時間とお金を惜しまずに物を買ったり、旅行に行ったりする日々に充足感を得ている。もし子どもがいたら、その時間さえままならなくなってしまう。
親からの結婚や子どもに関するプレッシャーは特にない。だが、友人から「結婚して出産することが女の幸せ」といった価値観を押し付けられたことはあったという。女性は言う。
「あなたの幸せは、私にとっての幸せとは違う。私が味わっている幸せは、あなたには一生手に入らないよねと思って、受け流していました。『産んだら愛情が芽生えるかも』との声を聞きますが、そんな保証どこにあるのかと思ってしまう」
そんな女性には時々、ヘッドハンティングの声がかかるという。評価されていることを感じる一方で、こうも思う。
「いま最も市場価値が高い女性は、複数の子どもがいて、バリバリ働く既婚女性ではないでしょうか。若い女性の一定数は、仕事をしながら結婚や子どもを持つことを理想としている。そのロールモデルがいる会社に入りたいと思うのでは」
(中略)
■“子ども=幸せ”が辛い
大阪府在住の会社員女性(48)は、40歳を過ぎて結婚した。子どもは持たないと決めたことについて、こう振り返る。
「高齢出産は、子どもが障害を持って生まれる可能性が高まる。仮に授かっても、双方の両親は遠方のため頼れない状況だった」
都内在住の会社員女性(41)は、30代で持病持ちになり、以前よりも妊娠がしづらくなった。当時、義理の母から言われた「子どもがいなくても幸せよね」の一言が胸にチクリと刺さった。
「気遣いだと思うのですが、子どもを諦めたわけではなかったし、子どもがいることが幸せという前提に、何だか否定された気持ちになってしまいました」
現在は総務関連の仕事をしていて、産休や入学のお祝い金の手続きをする度に、胸が痛む。
「今は仕事と子育ての両立が推奨されていることもあり、20代の社員が気兼ねなく産休や育休を取得する印象です。私が若い時もそうだったら、仕事との折り合いを考えず、子どもを産み育てていたかもと思ってしまうのが、正直な気持ちです」
全文はソースで
5/8(水) 16:32配信 AERA dot.
https://news.yahoo.co.jp/articles/e24237bd3defc7f4be5e2b10227aa6cf05417d95
引用元: ・「子どもを持たない」選択をした女性たちの生きづらさ 仕事充実も「肩身が狭い」「子ども=幸せがつらい」 [滑稽マン★]
「男と結婚して出産する女は男に媚びるクズ!」とか完全なキチになりきれないのねw
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