【那須遺体事件】逮捕された“指示役”28歳の男を知る地元福岡の人物が取材に応じる　怖い人は地元では礼儀正しい子

佐々木容疑者を知るという人（福岡県内、30日夜）
「（佐々木容疑者とは）地元の先輩後輩の関係ですかね。去年11月、急に公衆電話（から着信）が鳴った。誰だろうと思ったら光だった。深刻そうに『お久しぶりです。光です。分かりますか』と。『佐々木光です』って。おおっ！ってそこで気づいて。『急なんですけど会いたいです。時間作ってもらえますか』って」

去年11月に博多で会ったのが、佐々木容疑者に会った最後だったといいます。

「東京でやり直したい」と…28歳“指示役”の男を知る人物が取材に応じる　那須・夫婦遺体事件

そのとき…

佐々木容疑者を知るという人（福岡県内、30日夜）
「会ってすぐくらいに泣き出した。落ち着かせても、ご飯食べるときもずっと泣いて。『本当にお願いします。助けてください』と。『東京でイチからやり直したいから、お金を貸してほしいです』と。そこで50万円貸したんですよ。そのとき顔もガチだったし、泣いていたんですよね。そこで（実際に）東京行ったか、わからないですけど」

4月30日、検察庁に身柄を送られた佐々木容疑者。仲間と共謀の上、4月16日、宝島龍太郎さん（55）と妻・幸子さん（56）の遺体に火をつけて、遺体を損壊した疑いがもたれています。

28日、沖縄県の那覇空港で身柄を確保された佐々木容疑者。

記者（沖縄・那覇空港）
「佐々木容疑者とみられる男は、喫煙所から出てきたところを、何人かの捜査員に確保されたとみられています」

佐々木容疑者とみられる男が確保される瞬間を見た人
「（捜査員が）バッ！と集まるじゃないですか。後ろが喫煙所で逃げられないから、この周りをガッ！と囲んで。『びっくりした』とか（男は）言ってたけど、別に暴れるあれもなくて、冷静に囲まれたまま行った」

沖縄では那覇市内のホテルに滞在していたとみられる佐々木容疑者。福岡行きの飛行機のチケットを所持していて、沖縄からさらに逃走しようとしていたとみられています。捜査関係者によると、佐々木容疑者は、福岡県出身だといいます。

佐々木容疑者を知るという人（福岡県内、30日夜）
「礼儀正しい子だった。ぺこぺこして、先輩の言うことは絶対聞く。先輩には逆らえません。先輩にはかわいがられるタイプ。年上の人にいいように、悪いように使われていたりもした」

確保された際、佐々木容疑者は捜査員に対し…

佐々木容疑者
「平山のことでしょ」

すでに逮捕されていた、平山綾拳容疑者（25）の名前を出したといいます。当初「名前は言えないAさんから遺体の処理などを指示され、飲み仲間2人に頼んだ」と話していたという、平山容疑者。

平山容疑者
「Aさんは怖い人」

捜査関係者によると、調べを進めるうちに、「Aさん」という呼び方から「ヒカル」という名前を出すようになったといいます。そして、その“指示役”、佐々木“光”容疑者も…

佐々木容疑者
「ある人に頼まれて綾拳に指示した」

佐々木容疑者もまた“ある人に頼まれた”と供述していることが、新たにわかりました。

捜査関係者によると、佐々木容疑者は、平山容疑者について「今年の2月か3月ごろに渋谷で知り合った」と供述。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1d3cb2536dc913da16a049a9d8aca62a368466