小学館の担当者は連動記事の「空港で働く人たち」も読むことで、「飛行機を安全に運航するために多くの職種の人が働いていることを、社会科見学のように知ってほしい」と思いを込める。スカイマーク広報担当者は「航空関係の職業が将来の夢の一つになるように」との期待も込める。
「幼稚園」は1932年創刊。当初から付録はあったが、企業コラボは2018年に始まり、毎回人気だという。雑誌の対象年齢である4~6歳は身の回りの社会に興味を持つ年ごろで、本物志向が強いといい、担当者は「本物に近いデザインを追求するには、企業に頼むしかない」と説明する。付録の組み立ては難しく、親子で一緒に取り組むことが前提となるため、親にも「ささる」ことが重要という。
東芝テックとコラボしたセルフレジのほか、最近ではNTT東とコラボした本物そっくりの組み立て式の公衆電話の紙付録が話題になった。公衆電話の付録は20年に続き2回目で、紙製のテレホンカードや10円玉を入れることができ、「SOS」のダイヤル案内も記載。携帯電話の普及で、街中の公衆電話は少なくなったが、災害時のインフラとして設置されており、「小学校に上がると一人で外を歩くこともある。万一に備えて公衆電話の使い方を知り、近所に設置されている場所を親子で確認してほしかった」(小学館の担当者)という。
「幼稚園」は隔月販売。8・9月号は税込み1290円。【古屋敷尚子】
毎日新聞 2024/4/27 06:00(最終更新 4/27 09:25)
https://mainichi.jp/articles/20240426/k00/00m/020/381000c
引用元: ・【小学館「幼稚園」】飛行機、公衆電話、セルフレジ…本物そっくりな付録 人気の理由は [蚤の市★]
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