私と松本さんの間には「因縁」があったと思っている人が多い。確かに、私が「日本のお笑いはオワコンだ」とツイッターに書き込んだあと、松本さんは「茂木さんには笑いのセンスがない」と番組の中で言われた。そのことを、私はフルマラソンを走り終えた直後にツイッターで知って、激しく脱力した。
そのあと、松本さんの番組におじゃまして、「すみません」と謝罪した。人間としての松本さんに対して悪意はないからそのようなかたちになったのだけれども、後々まで「茂木は日和った」などと言われた。
もともと、雑誌で松本さんと対談したり、松本さんやダウンタウンの番組にもゲストとして何回も出たことのある私だったが、「日本のお笑いはオワコンだ」という発言をきっかけとして、なんだかややこしいことになっていってしまったのである。
ここで明確にしておきたいのだが、私は別に松本人志さんやダウンタウンのお笑いだけを標的にしたいわけではない。日本のお笑い全体がもったいないし、もっとできるはずだと考えている。
結論としては、日本のお笑いは、今のままでははっきり言ってオワコンであり、駄目だと思う。その理由をこれから書きたいと思う。松本人志さんに対しても、人間としては何の悪意もないが、そのオワコンの日本のお笑いのキングとして長年君臨されてきたことに対しては、複雑な思いがある。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3bfb401ec6e553f5d2216e62201ca664ad38cbb1
引用元: ・【脳科学者】茂木健一郎「松本人志も日本のお笑いもオワコンだ、芸術として魂の厳しさがない」…私にとって芸人の仕事は全く役に立たない
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