中国には「塩味」という概念がない?
そんなオウさんに、衝撃を受けた日本の食べ物について聞いてみました。
「衝撃だったのは、ポテトチップスの“塩味”です。ポテチって、基本的には全ての味がしょっぱく、塩味がベースになっていますよね。なのに、どうして塩味は“1つの味”になるのかが
疑問だったんです。コンソメ味だって、本当なら『コンソメ+塩』なはずですよね。でも、実際の商品は『コンソメ味』とだけ表記されている。それが驚きでした」
「日本でいう“塩味”は、中国の場合『原味(げんあじ)』と呼ばれていて、塩味としてではなく、“ポテトチップスのもともとの味”として販売されているんです。中国では、
塩は独立した“味”にはならず、ただの調味料の1つという認識。かつ、全ての料理は塩がないと成立しないので、わざわざ“塩味”だと言及することがないんです」
えっ、塩味という味があることそのものに驚いていたとは……! では、ポテトチップス以外の塩味にも衝撃を受けたのでしょうか? 例えば、塩ラーメンなど?
「塩ラーメンも、ちょっと理解できないんです(笑)。例えばとんこつラーメンだって、私にとってはすごくしょっぱいと感じる。たくさんの塩が使われているはずなのに、
『とんこつ+塩』と表記されないのはどうしてなんだろう、と感じるんですよ」
ほかにも、驚きを受けた味はあるのでしょうか?
「もう1つ驚きだったのは、(ポテトチップスの)しょうゆ味。中国では、しょうゆも調味料の1つという認識です。中国にはおそらく“しょうゆ味”と呼ばれるものはないような気がします」
日本のポテトチップスの中でも人気が高い「カルビー」は、中国でも人気のブランドなのだそうです。ほかにも、好きなお菓子を聞いてみると、今度は甘いお菓子を教えてくれました。
引用元: ・中国人「日本の塩味って何?塩味って元々付いている味で味の区分け必要あるの?」 [194767121]
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