テスラ値下げで新局面か、中国EV価格競争-理想汽車は即座に対抗策
電気自動車(EV)メーカーの米テスラが週末に中国で値下げに踏み切ったことで、同国での価格競争が新たな局面を迎える恐れがでてきた。中国の理想汽車は新モデルでの現金割り戻しと値引きで即座に対抗した。
理想汽車は22日、ラインアップ全体で約6-7%の値下げを発表。5人乗りスポーツタイプ多目的車(SUV)「L7」の価格は30万1800元(約645万円)からとした。注文済みだが納車されていない顧客にも新価格を適用する。2024年モデルの既存オーナーには現金で割り戻しする。同社の株価は香港市場で一時6.9%下落した。
テスラは1-3月(第1四半期)の販売不振で在庫が膨らんだことから、米国と中国、欧州で値下げした。中国では大きく改良された「モデル3」を従来の24万5900元から23万1900元に下げ、発売時の特別価格に戻した。「モデルY」は24万9900元に値引きし、少なくともこの5年間で最安値とした。
中国のEV価格戦争は、テスラが最初に値下げした22年後半から続いている。自動車メーカー各社が販売目標の達成に苦戦する中、競争は昨年を通じて激化。今年に入っても収まる兆しはほとんどなく、市場のリーダーである比亜迪(BYD)はハッチバック「海鴎(シーガル)」を1万ドル(約155万円)未満に値引きするなど、一部人気車種の価格を引き下げている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-22/SCBRWFT0AFB400
引用元: ・テスラ「くそぉ売れん!値下げだ!」中華EV「負けられん!値下げと既存オーナーに割り戻しアル!」 [632443795]
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