しかしブルーカラー労働者は、経済において重要な役割を担っており、私たちの暮らしを支えるインフラに不可欠な存在だ(ちなみに、ブルーカラーという呼び名は、仕事中に泥や煤などの汚れが付着しても目立たないよう、青いデニム素材の服を着たことが由来となっている)。
ブルーカラー労働者がいなければ、私たちの生活の質はまったく異なるものになるだろう。運輸からロジスティクス、製造、建設にいたるまで、ブルーカラー労働が担う仕事は、経済を維持するための骨組みだ。
やりがいのあるキャリア構築を目指しているなら一考する価値がある。
ブルーカラー労働者のキャリア、そして、そうした役目を果たすプロフェッショナルたちは、これまで以上に求められている。
ニュースメディアのGV Wireが2023年5月に報じたところによれば、米国の技能労働者のうち、40%が45歳以上、半数近くが55歳以上なのだ。
これらのブルーカラー層は、あと10年ほどで退職を迎える。よって、Z世代やミレニアル世代がその不足分を補わなくてはならない。そうしなければ、ブルーカラー労働者たちが支える各業界は深刻な人材不足に陥るだろう。
ブルーカラーのキャリアには、多くの利点がある。
一つには、学位を必要とする職業があまりないことがある(もちろん、学位を取得していてもかまわない)。その代わり、働きながら資格を取得したり、トレーニングを積んだりしていくなかで、技術や知識を身に着けていく。
ブルーカラーの道に進む場合は、参入の障壁もあまり高くない。大学で学位を取得する場合と対照的に、学生ローンを抱えこむ必要なく、実務経験を積むことができる。
ブルーカラーの職業に就き、経験を積むと同時に、トレーニングを続けて資格を取れば、「ホワイトカラー」のようなポジションに就ける可能性があることも、忘れてはならない。
つまり、リーダー的な立場や経営陣を目指すことができるのだ。
しかし、ブルーカラー労働者の最大の利点はおそらく、資格を取得でき、賃金もかなり高いわりには、職業として人気がないことだろう(ヘッジファンドマネージャーやCEO、弁護士、人事部ディレクターといった人気の職業と比べれば)。
では、2024年の米国で検討すべきブルーカラーの職業を3つ紹介しよう。
■1. 発電所作業員
必要な教育や資格:
・高校卒業、または、高卒認定試験(GED)合格
・職業訓練校やコミュニティカレッジ(米国の2年制大学)で、ガス、電気、原子力エネルギーなどの専門知識を習得
・北米電力信頼度協議会(NERC)の認定資格、米国立建築教育研究センター(NCCER)認定の発電所作業員資格、米機械学会(ASME)のQRO(都市固形廃棄物の燃焼施設を運営するための資源回収施設運営者)資格
平均給与幅:9万6642ドル(約1450万円)~12万1208ドル(約1820万円)
■3. エレベーター整備士
必要な教育や資格:
・高校卒業、またはGED合格
・州免許の取得が義務付けられている場合がある
・全米エレベーター建設業者協会(NAEC)の認定資格(訳注:日本では昇降機等検査員の国家資格がある)
平均給与幅:6万5077ドル(約980万円)~9万7104ドル(約1460万円)。給与額の上位10%は11万3000ドル(約1695万円)以上。
給与額は他の職業に負けない水準で、需要が高いため雇用も安定しており、高く求められている技術的な専門知識が身に着く。
こうしたすべてが、4年制大学で学位を取得せずに手に入るのだ。ブルーカラーのキャリアを好ましく思わない理由がどこにあるのだろう?
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a723459b38d7dce4b1d764802c9d48c83a8083d
引用元: ・【学位不要で高年収、米国で稼げる3つのブルーカラー職】発電所作業員 1450万円~1820万円、診療放射線技師 1260万円~1565万円、エレベーター整備士 980万円~1460万円
放射線技師=被爆
エレベーター整備=落下の可能性あり
人殺しグローバリズム!
人間性がねじ曲がっている人間のクズだ!
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