ガザ南部ラファ。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)運営の学校でアムラン・アブワルダ(54)は数センチにわたる左腕や背中の傷痕を見せ、振り返った。
「ハマス戦闘員がどこに隠れているのか、何度も尋問された。『知らない』と答えると、身体に電気棒を当てられ、素手や銃床で殴られ、蹴られた」
アブワルダは昨年11月19日、イスラエル軍兵士に拘束された。ガザ北部から南部へ子ども6人を含む家族と徒歩で避難中、主要道路に設けられた軍の検問所にさしかかった時だった。
「1人だけ呼ばれ、家族の前で裸にされ目隠しされた。プラスチックの手錠をかけられ、車でどこかへ連れて行かれた。動けば動くほど、プラスチックの手錠が腕に食い込むようになった」
ハマス関係者の近くに住んでいたことが原因とみられるが、拘束理由は明らかにされていない。連行先はイスラエル領内とみられ、軍拠点に着くと、下着を脱ぎ、おむつをはくよう命じられた。トイレに行かせないためだとみられている。アブワルダを含め、百数十人のパレスチナ人が同じ拠点にいたという。
食事はわずかなパンに、いちごジャムなどだった。裸にされる時間が長く、寒さのあまり毛布を求めると、ぬれた毛布を渡された。「イスラエル兵は十分な水を与えず、私たちは常に喉が渇いていた。多くのパレスチナ人が水を求めては殴られた。『これでも飲め』と笑いながら兵士に小便をかけられたパレスチナ人もいる」
尋問室にいたのは兵士4人。質問に対し、納得のいく答えが得られないと、兵士は次々とアブワルダを殴り、電気棒を当てた。腕や背中のほか、アブワルダの脚には直径1センチほどの穴のような傷痕も複数ある。
アブワルダは悔しそうに続けた。
「殴られ、電気ショックを受けた後、遺体収容袋に押し込まれ、その中で眠るよう強要されたこともあるし、おむつも5日間、取り換えが認められなかったこともある」https://nordot.app/1148926827553768317
引用元: ・【外道】パレスチナ人「水をくれ…」イスラエル兵「これでも飲めw」と小便をかける [389296376]
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