【MLB】大谷翔平に“得点圏の呪縛”　２打席連続チャンスで初球二ゴロ　得点圏打率．０５６

大谷翔平に“得点圏の呪縛”　２打席連続チャンスで初球二ゴロ　得点圏打率．０５６

◆米大リーグ　ドジャース―ナショナルズ（１６日・米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が１６日（日本時間１７日）、本拠地ナショナルズ戦に「２番・ＤＨ」で先発出場。１点リードの４回２死一、三塁で迎えた第３打席はまたも初球を打って二ゴロに倒れた。得点圏打率は１８打数１安打の５分６厘となった。

　初回無死一塁の第１打席は左前安打を放ち、連続試合出塁は「１６」に。先制点を演出したが、３点リードの２回１死二、三塁の第２打席は同じく初球を打って二ゴロだった。

　試合前にロバーツ監督は「私はそれに気づいていなかったが、小さなサンプルなので、それでは分からない。（試合前の時点で）１６打数１安打は理想的ではないが、彼がシーズンを通して今のようにバットを振り続ければ、問題ないだろう」と心配していなかった。

　この日はアメリカ国歌などのピアノ演奏のため「Ｘ　ＪＡＰＡＮ」のＹＯＳＨＩＫＩ（年齢非公表）がドジャースタジアムを初めて訪問。

　大谷は試合前に山本由伸投手（２５）とともに激励を受け、３人で記念撮影を行った。２人のサイン入りユニホームをもらったＹＯＳＨＩＫＩは「今日もしホームランを大谷選手が打つと記録ですか？　是非打っていただけるように、その前の演奏で盛り上げられればなと思います」と話していた。

　大谷は現在、メジャー通算１７５本塁打。あと１本で日本人歴代単独トップとなる１７６号。松井秀喜氏（ヤンキースなど）を超える歴史的な一発になる。