農林水産省は12日、昭産商事(北九州市)と同社が運営する「味の四季彩」谷山店(鹿児島市)に対し、総菜の原料原産地名などで
不適正な表示があったとして、食品表示法に基づき是正を指示した。再発防止策をまとめ、5月13日までに文書で報告するよう求めている。ふるさと納税返礼品 外国産の偽装鶏肉だった 4万3000件、144トン分…「鳥インフルで県産確保できず」 熊本の業者、都城市の聴取に認める
農水省によると、同社は少なくとも2022年8月1日~24年1月9日、同店で製造した「チキン南蛮」について、中国産の鶏肉加工品を
使用していたにもかかわらず、「鶏肉(国産)」としていた。原材料名も使用したものと一部異なり、重量順で記載する表示も誤っていた。
同店は山形屋ストア谷山店内にあり期間中に2210パックを販売。農水省九州農政局が1月19日から3月21日に立ち入り検査した。
農水省によると、原料原産地や原材料が異なるラベルを担当者が間違って貼り続けていた。昭産商事は「社内の食品表示にかかる
管理体制に不備があった」と説明している。
今回の指示には、表示の適正化やチェック体制の強化・拡充などが盛り込まれている。
引用元: ・国産鶏肉使用表示のチキン南蛮、中国産だった [194767121]
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