Tweeter Breaking News-ツイッ速!
国内

【最新研究】なぜ女性は自己免疫疾患にかかりやすいのか、新たなしくみを解明

【最新研究】なぜ女性は自己免疫疾患にかかりやすいのか、新たなしくみを解明
1: 影のたけし軍団 ★ 2024/04/12(金) 09:16:22.84 ID:??? TID:gundan
健康な免疫系は、体を病気や感染症から守ってくれる。しかし、およそ10人に1人(その8割が女性)は、体の免疫系が不調をきたして、自分自身の細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患にかかる。

最近の研究によると、男性より女性の方がかかりやすい理由は、女性が持つ2つのX染色体のうち1つを停止させるメカニズムと関連している可能性があるという。

女性の体の細胞では、「Xist(イグジスト)」と呼ばれる分子の働きで、2つあるX染色体の1つが不活性化している。

2月1日付けで学術誌「Cell」に発表された米スタンフォード大学の研究は、このXistが自己免疫反応を引き起こすもとだと示唆している。

また、3月28日付けで査読前論文を投稿するサーバー「bioRxiv」で公開されたフランスの研究では、不活性化されたX染色体の特定の遺伝子が再び活性化すると、高齢のマウスに、皮膚や関節などさまざまな組織に炎症が現れる全身性エリテマトーデスのような症状を引き起こすことが示されている。

自己免疫疾患は、多発性硬化症、関節リウマチなど80種類以上にのぼる。その大半は思春期以降に診断が下され、患者の5人に4人は女性だ。

個別の病気では、たとえば、全身性エリテマトーデスは患者の10人に9人が、また、主に目や口の乾きを引き起こすシェーグレン症候群は20人に19人が女性だ。

そのため、この差の主な理由は性ホルモンにあると考えられていた。

「われわれの研究は、一部の自己免疫疾患の発症には、女性ホルモンも2つ目のX染色体も関係なく、このXist分子が単独で大きな役割を果たしている可能性を示しています」と、1つ目の研究を率いたスタンフォード大学医学部の皮膚科医で分子遺伝学者のハワード・チャン氏は言う。

2つ目の研究を率いたフランス、パリ・シテ大学および国立科学研究センター(CNRS)に所属するエピジェネティクス(後成遺伝学)研究者のクレール・ルージュル氏は、「自己免疫疾患における性差の偏りは、ホルモンだけでなく、X染色体の数や、X染色体の不活性化プロセスにも関係していることを示す明らかな証拠があります」と述べている。

また、1つ目の研究では、Xistやそれに関わる分子を攻撃する抗体が多数あると判明した。

フランス、トゥールーズ感染症・炎症性疾患研究所(Infinity)の免疫学者ジャン・シャルル・ギュエリー氏は、これほど多く存在するとは、これまで「まったく知られていませんでした」と語る。

女性の方が自己免疫疾患のリスクが高いのは、逆説的だが、自分の子どもの命を守るための進化的な適応かもしれない。

「女性はいろいろなものと闘うために、より優れた免疫系をもっています」と、米ミシガン大学アナーバー校の皮膚科医ヨハン・グジョンソン氏は言う。

米メイヨー・クリニックのリウマチ専門医、バネッサ・クロンザー氏によると、女性は男性よりも抗体を多くつくる傾向にあり、それが母乳を通して女性と赤ん坊の両方を守るのだという。

免疫にはホルモンも関係している。女性ホルモンのエストロゲンは免疫力を高める一方、男性ホルモンは免疫を抑えるだけでなく、自己免疫に対する保護の役割も果たす。

性ホルモンのこうした違いが、女性が男性よりも強力な免疫を持つと同時に、自己免疫疾患を発症しやすい理由だと考えられてきた。

しかし、今回の研究が示すように、理由はそれだけではないのかもしれない。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/041000203/

引用元: ・【最新研究】なぜ女性は自己免疫疾患にかかりやすいのか、新たなしくみを解明

2: 名無しさん 2024/04/12(金) 09:29:34.37 ID:bmQtU
女は理論的にアホだから

コメント

今月の人気記事

pagetop

PAGE TOP

タイトルとURLをコピーしました