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【文春】「授賞式は人生最大のピンチだった」アカデミー賞受賞『君たちはどう生きるか』作画監督が初めて語った映画賞総なめの舞台裏

【文春】「授賞式は人生最大のピンチだった」アカデミー賞受賞『君たちはどう生きるか』作画監督が初めて語った映画賞総なめの舞台裏

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1: 湛然 ★ 2024/04/10(水) 06:45:49.08 ID:OdV49juu9
「授賞式は人生最大のピンチだった」アカデミー賞受賞『君たちはどう生きるか』作画監督が初めて語った映画賞総なめの舞台裏
4/10(水) 6:12 文春オンライン
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 第96回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した宮﨑駿監督(83)の『君たちはどう生きるか』。日本で大ヒットとなった本作は、北米でもスタジオジブリの歴代作品で過去最高額の興行収入を獲得した。今年1月にはアカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデングローブ賞を日本のアニメ作品として初めて受賞。さらに2月には、“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれるアニー賞で、長編部門の絵コンテ賞とキャラクターアニメーション賞に輝いている。

■「君たち」は宮﨑駿の「黙示録」

本作の作画監督を務めたアニメーターの本田雄氏(56)がアカデミー賞受賞後初めて月刊「 文藝春秋 」の取材に応じ、映画賞総なめの舞台裏を語った。

「(アカデミー賞発表の)あの日は普段通り、午前11時くらいに出社して、お昼過ぎには宮﨑さんも来ていました。目が合うと、こちらにやって来て『おめでとう』って言うんです。いやいや、あなたでしょ、って感じで(笑)。『こちらこそおめでとうございます』と返しましたよ。内心喜んでいるとは思うんですが、あまり表情には出していませんでしたね。いつもと変わらない様子で、パノラマボックス(絵の描かれた板を重ねて作る展示物)のための絵を描いていました」(※中略)

でも、正直に言うと、『君たち』がアメリカでウケたり、よもやアカデミー賞を獲れるなんて、僕は夢にも思っていなかった。アメリカでは『アニメは子供のもの』ですからね。『君たち』のように複雑な世界観の作品は違うんだろうなと。

僕はディズニー&ピクサーの『マイ・エレメント』が本命だろうと思っていたんですよ(笑)。あれは面白かった。アニー賞でロスに向かう飛行機の中で観たのですが、『やっぱりピクサーは外さないなあ』と」

本田氏は2月、ロサンゼルスで開催されたアニー賞の授賞式に出席し、キャラクターアニメーション賞受賞のスピーチを行ったが、元来「大勢の人の前で喋るのは苦手なんです」という。

「いやもう、受賞スピーチというのが憂鬱でしょうがなかったんです。他の作品が獲ってくれたらいいな、ぐらいに思っていましたから。スピーチの原稿はジブリの誰かが何か考えてくれるのかなと思ったら、そんなこともなくて(笑)。授賞式前のパーティでワインを飲んで誤魔化したりして。

で、授賞式が始まってみたら、みんなスピーチが上手いんですよ! 英語だから何を言ってるのかさっぱりわからないんだけども、次々と現れる登壇者が客席を沸かせている。『ウケをとらなきゃ恰好がつかないかな? えらいところに来てしまったなあ』と。

■「本田さん! 獲りましたよ」「え? やばいやばい!」

ところが、時間が経つにつれて、さっき飲んだワインの酔いが回ってきて、英語もよくわからず、ずっと座っていたもんだから、少し眠たくなってきてね(笑)。

しばらくウトウトしていたら、急にスポットライトがバーン! と僕に当たったんです。眩しくて起きたんですが、わけもわからずボーッとしていると、『本田さん! 本田さん! 獲りましたよ』って近くに座っていた同僚が声をかけてくれて。『え? やばいやばい!』と。そこからどうやって壇上に上がったのか。誰かに案内されたような気がしますが……あまり覚えていません。今振り返ってみても、あれは人生最大のピンチだったと思います(笑)」

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2024年5月号

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2024年5月号

引用元: ・【文春】「授賞式は人生最大のピンチだった」アカデミー賞受賞『君たちはどう生きるか』作画監督が初めて語った映画賞総なめの舞台裏 [湛然★]

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