中国を横断する全長6300キロの大河・長江を〝最初の一滴〟までさかのぼるドキュメンタリーだが、
その流域に生きる人々の生活と変化をしっかりと映し出している。作品への思いを竹内監督に聞いた。監督は2011年に長江をさかのぼるドキュメンタリー「長江 天と地の大紀行」(NHK)を手がけた。
今回の撮影はその10年後に行われた。
「実は10年前の作品に納得いってなかったんです。だからいつかもう一度と思っていました。
この10年で中国は生活環境だけでなく、価値観までガラッと変わった。スマホによる情報革命の影響がすごく大きい。
このスピード感はすごい。大陸の人たちって適応能力がすごいんです。それが何千年、何万年も流れている長江の流域で起きている。
この時間の流れが面白いと思ったんです」
映画では10年前に出会った人々と再会する。ダムができて、川沿いの景色が変わった。それだけではない。
価値観が変わった人もいる。雲南省のシャングリラで暮らす女性ツームー。彼女は親の勧めで10代で結婚したが、
妹は30代になっても結婚しないだろうと話す。
「ツームーさんのお母さんもそういう考えになっていて、ツームーさんの結婚ではお母さんが相手を選んだのに、
妹さんの結婚は好きなようにすればいいと話している。価値観がすっかり変わっていたんです」
監督自身、この10年で大きく変わった。ドキュメンタリー監督だった彼は中国に渡り、現在は人気インフルエンサーとして
テレビ番組など表舞台に立っている。10年前は裏方だったが、今作では出演もしている。
「これは戦略。ドキュメンタリーを身近に感じてもらうため、インフルエンサーの竹内が撮ったと知ったら
関心を持ってもらえるかなと。もう一つは出演者にリラックスしてしゃべってもらうため。カメラを向けると誰でも緊張しますが、
僕も一緒に映れば、気持ちもほぐれるでしょう」
そこに映し出されているのは、今の中国でありのままに生きる人々だ。
「やっぱり普通の中国を知ってほしい。日本人は政治がらみで見る中国しか知らない。市井の人々がどうやって暮らしているのか、
もっと身近な人たちのことを知ろうよというのが、この映画の目的ですね」 (福田哲士)
2024.4/9 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20240409-7AWRHNQUKZLRXPUM3QWV672P6A/
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https://news.yahoo.co.jp/articles/40312649096776dd608a29245c8d5c795ff5829b
引用元: ・【劇場版 再会長江】竹内亮監督「普通の中国を知って。日本人は政治がらみで見る中国しか知らない」 12日公開 [4/9] [仮面ウニダー★]
一度見てみたいと思っていたところだ
汚い汚いゴミ、動物の屍などが大量に流れる糞茶色の川。
絶景も何もなかったな。
人にはお勧めしない。
独裁国家とはそう言うもの
政治が絡まないなんて事は無いんだよ
んでコイツな。
🇨🇳マネーに操られる工作員たちアル。
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