全国大会への出場歴もある関西大北陽高校(大阪市東淀川区)ハンドボール部の指導者側が、ミスした生徒に懲罰を加える目的で、丸刈りを強要していたことが8日、同校関係者への取材で分かった。暴言や体罰に及んだこともあった。学校側は一連の事実関係を認めた上で、関与した顧問とコーチの2人を3月に厳重注意としたが、現時点で保護者説明会を開く予定はないとしている。(後略)
引用元: ・関大北陽高で丸刈り強要「暴行罪の可能性も」 [156193805]
過去には短髪の強要がパワハラと認定され、懲戒処分に発展したケースもある。令和2年6月ごろ、大阪府内の消防署に勤務していた当時の消防司令補が「暑苦しい。短くしてやる」と告げ、後輩2人の髪を自前のバリカンで短く刈った。消防司令補にパワハラの認識はなかったが、後輩らは「嫌だった」と説明。消防司令補は停職4カ月の処分を受けた。
パワハラ問題に詳しい成蹊大法学部の原昌登教授(労働法)は「丸刈りの強要は、職場であればパワハラに当たる。教育が目的だったとしても、部活の指導者が生徒を丸刈りにすれば刑法上の暴行罪に該当する可能性もあり、少なくとも行き過ぎた指導だとの評価は免れない」と述べている。(調査報道班)
丸刈り強制なんて当たり前だったのに
コメント