その一方で、嘘ではないが求職者側に誤解を与えるような記載の求人が増えている。企業側からすれば、少しでも自社の求人が魅力的に見えるよう工夫しているのかもしれないが、求職者側からすればいい迷惑だ。
とはいえ、嘘は書けない以上、隠すのにも限界がある。つまるところ、求職者側がしっかり目を凝らせば、陰に潜む闇は見えてくるのである。では、そういった背景を前提にしつつ、求人票から闇を見抜けなかった4名の話を紹介していこう。
魅力的な手当に騙された上条さん
求人を見る際、最初に見るところといえば、賛否あるかもしれないがやはりまずは給与額だろう。誰しも毎月最低限の支出がある。その額は人によって異なるが、その額を下回らない賃金の求人を探すのが通常である。
多くの人は毎月いくらもらえるのか、基本給や手当の総額で見ているだろう。そのような見方をしていると、年収が想定より低いということになりかねない。上条さん(仮名、35歳・男性)もそうだった。
「月収が基本給と手当で総額35万円。そこに賞与が年2ヵ月分とのことだったので年収換算で490万円はもらえると思っていました」と上条さんは語る。
彼の想定する年収の内訳と額はこうだ。
基本給20万円+各種手当を合わせると35万円。それに賞与年2ヵ月分の70万円で合計490万円だ。しかし、実際の年収は460万円と想定より30万円も低かった。その理由は基本給にある。賞与は基本給をベースに計算されるため、年2ヵ月の賞与が35万円ではなく20万円を基準に計算されてしまい、年収が30万円も低くなったというわけだ。
上条さんは「転職歴が多いため我慢して働き続けますが、時期を見て転職したいです」と入社1年未満での転職を決意している。
引用元: ・【社会】「固定残業代込みの職場は想像以上に劣悪」…求人票から読み取く、ブラック企業の「ヤバすぎる実態」
他に働き口があればw
これは常識だな
退職金も基本給がベース
確かにw
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