愛知県名古屋市の「咲江レディスクリニック」の丹羽咲江院長は言う。
「妊娠成立にはいろんな方法があります。性交渉によって着床する自然妊娠のほか、医療クリニックなどで行う人工授精や体外受精、その中の一種で顕微受精、そして将来を見据えた卵子凍結などさまざまな方法があります」
そんな中、近年注目されているのが「シリンジ法」だという。シリンジ法とは、シリンジ(針のない注射筒)で採取した精液を、女性自ら膣内に注入する方法で、セックスすることなく妊娠することを目指すもの。心身、経済的な負担が少ない面でも双方へのメリットが大きい。
38歳の真田麻美子さん(仮名)もシリンジ法で第二子を授かり、現在、妊娠8ヶ月だという。
「ひとつ年上の旦那は『子どもは1人で十分』という考えでしたが、私はどうしても2人目がほしくて……。
この“2人目どうするか論争”は話が煮詰まりすぎて、『お互い悔いのない人生を過ごすためにはどうしたらいいか』なんて話にまで発展したり、ウンザリした旦那が「もう離婚して俺が精子バンクに精子を預けるから、それでつくってくれない?」と言いだしたり、とても大変でした。
結局、会社員を辞めて起業したい旦那を私が応援することを条件に、2人目が欲しいという私の願いを夫がようやく受け入れてくれました。話し合いが決着するまで2年はかかったかと思います」
そうして始まった妊活だが、すぐに問題にぶつかってしまう。
「当初は自然妊娠を目指していましたが、旦那に性交痛があることから、自然妊娠は諦めました」
性交痛とはセックスの際に性器に覚える痛みで、女性に多い症状だが、男性も例外ではない。「痛いのに行為を強いるのはかわいそうだな」と真美子さんが調べるうちにたどりついたのがシリンジ法だったという。
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引用元: ・【新しい子づくりスタイル】「共働きで時間がない」「性交痛」「性行為が好きではない」そんな悩みに応える最新「妊活」キット。38歳で念願叶って妊娠した女性は「まるで流れ作業のように楽だった」
勉強になるな
清潔好きな若者にはきついだろ
例えばオレだ!
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